エース龍聖が2024年第一弾大会から出場が決定
2024年2月25日（日）東京・後楽園ホール『PURE BIOKEYZ presents KNOCK OUT 2024 vol.1』の対戦カード発表記者会見が、12月18日（月）都内にて行われた。
参戦決定選手としてKNOCK OUT-BLACKフェザー級王者・龍聖（Team KNOCK OUT）が会見に出席。対戦相手は「ヨーロッパ・東南アジアから探していただいて、この選手はどうかと何人かずつ送ってもらって本人にも考えてもらっていますし、まだまだこれから出てくる。日本人・外国人含めて本人と選定中」とのことで、近日中に発表になるという。
龍聖は「2023年をいい形で締めることが出来たので、2024年は僕から始めて12月にまた僕で締めたいと思います」と挨拶。
12月9日に試合をしたばかりで短い間隔での試合となるが「去年も1カ月1回くらいだったので全く問題ないです」とする。
対戦相手の希望は「全然ないですね」と言うが、「前回もそうだったし、意味がある相手とやりたい。前回だったらK-1王者が倒せなかった選手を僕が倒せるのか、勝てるのかと分かりやすかった。そういう分かりやすい、意味のある相手、物語が伝わりやすい相手と出来ればなと思います」とした。
「前回は今までプロになって一番間隔が開いたと思うので、そこで力んだり、連戦していた時とは感覚が違うのがあったので、次はもっといいパフォーマンスを見せられると思います」とし、「来年からいろいろなことが動いてくると思っていて。22歳から25歳くらいまでは格闘家が一番伸びる時期だと思うし、この3年間は思い切り選手として駆け抜けたいと思っているので、そのスタート」と大事な時期のスタートの年となるという。
2024年に挑戦したいことを聞かれると「ONEとか海外で試合をしたい。KNOCK OUTを背負って試合をしたいのがあります。もうひとつはキックボクシング界の中心になって、実力もそうですし、ブームを起こしていきたいというのがありますね」と2つの目標を掲げる。
ONEならムエタイルールのヒジあり、オープンフィンガーグローブ着用も視野にいるのかとの質問には「入れてないです(笑)。でも巌流島に挑戦したみたいに何があるかは分からない。分からないのが格闘技だと思うし、先のことは全然分からないですね」と、今は考えていないが何が起こるかは分からないとした。
2024年を突っ走りたいとのことで、どこまで行きたいかと聞かれると「突き抜けたいですね。“令和の反逆のカリスマ”になりたい」と、かつての魔裟斗のキャッチフレーズを口にする。
「僕は鈴木千裕みたいな圧倒的パワーあるわけじゃないし、ぱんちゃんとか壱みたいなビジュアルがあるわけじゃないし、凄いテクニックがある天才でもないですけれど、気持ちだけは絶対に負けないと思っているし、圧倒的に勝つことは出来ないけれど勝負にしがみつく。人間性があって皆が感動する試合をするのがカリスマだと思っていて。僕にはそれが出来るんじゃないかなと自分に期待しているので、それを見せていけたらKNOCK OUTを見る人も僕を見る人も増えるんじゃないのかなと思いますね」と、そういう選手になりたいとした。
6月23日にはKNOCK OUTとして2度目となる国立代々木競技場第2体育館でのビッグマッチがある。「僕的にそこで何をやるかは考えていなくて、機運を高めていって何か一つ大きなイベントを作れるような選手になりたい
6月は僕が出ないと始まらないと思うので、大きいことをやりたいと思っています」と、6月までに機運を高めていってその時に出来ることをやりたいとする。
前回試合後に提言したK-1との合同興行については「見たいなって言ってくれる人も多かったけれど、もっとそういう声が出る選手になっていきたいというのはありますね」と、もっと多くの支持者を集めていきたいという。
そして最後に「2023年を絞められたと思っていて、2024年はビッグマッチもあったりして飛躍していくイベントがあると思うし、そういう年になると思っています。2月はそのスタートを楽しみにしていて欲しいです」と、いいスタートを切りたいと語った。
また、同じく出場決定選手として12月大会でバズーカ巧樹にTKO勝ちしたマルコス・リオス（アルゼンチン）、KNOCK OUT-BLACKライト級王者・久井大夢（TEAM TAIMU）、中島弘貴（LARA TOKYO）も発表された。
「久井選手の相手はほぼ決まっていますが確定まで時間が欲しい。非常に強い相手を出してもらっています。近日中に発表できると思います。中島選手は怪我が空けて復活。クンタップと試合をして前腕骨折し、練習中に再発して復帰が長引きました。マルコスの相手もほぼ確定しています。あと数日、年内に発表出来ればと思っています」と山口元気KNOCK OUT代表は説明している。
