【RIZIN】安保瑠輝也、平本蓮との共闘は「俺は舎弟になったわけじゃない。あくまで対等」とし「でもいつか首を取る時が来る」

　2023年12月31日（日）さいたまスーパーアリーナ『RIZIN.45』の対戦カード発表記者会見が、10日（日）都内にて行われた。 　オープン野外スペースでの会見はステージ右側が平本軍団、左側が平本蓮（剛毅會）と敵対する選手たちという図式となり、安保瑠輝也（MFL team CLUB es）はSNSで幾度も舌戦を繰り広げてきた平本と“共闘”。久保優太（PURGE TOKYO/BRAVE）とのMMAデビュー戦へ向けて平本と練習していくことも明らかにした。 　これにファンからは安保が平本軍団入りした、安保が平本の子分になったというような意見が出たが、安保は「子分じゃねぇよ。安保瑠輝也　feat 平本軍団な」とし、「俺は舎弟になったわけじゃない。あくまで対等な。でも敵対してた俺に自分の先生まで紹介してくれてMMAのイロハを教えてくれてる。普通に考えて感謝しかねーだろ」と、あくまでも対等な立場だとする。 　さらに「でもいつか首を取る時が来る。俺はそう思ってる」と、今回は共闘するがいずれ戦う時が来る予感がすると付け加えた。 【写真】安保が公開した平本蓮との合同練習。BreakingDown冨澤と対戦する篠塚辰樹、剛毅會の岩崎達也宗師の姿も見える（C）安保瑠輝也　会見ではMMAの練習を「前日に数時間」しかやったことがないと言い、「リアネイキドチョークはこれから覚える」と全くの初心者であるとしていたが、翌日からは平本と共に剛毅會などで練習している画像や動画を公開。 「俺の考えは甘いかもしれんけど、多分俺MMA向いてるのとチームと練習してて本当に負ける気がせんくなってきた。勝って言いたいこと言い散らかす」と、自分がMMAに向いているとの感覚を持ったこと、平本らとのチーム練習で自信を付けているとした。 　久保優太はK-1でK-1 WORLD GPウェルター級王者となり、6連勝で王座を返上、49勝（19KO）10敗1分でK-1を引退した。K-1王座以外にも数々のタイトルを獲得してきた。2021年に転向したMMAでも2勝1敗、6月にはキャリアで上回る木下カラテからも勝利をもぎ取っている。 　不利が予想される声が多い中、安保は平本の協力を得て周囲をあっと言わせることが出来るか。