2023年12月26日(火)タイ・ランシットスタジアムにて行われるペッティンディー興行『スック ムエマンサナンムアン』メインイベントに、タイを主戦場に活躍する福田海斗(リングネーム:カイト・ウォーワンチャイ)の出場が決定。強豪ペットナムヌン・トースラット(タイ)と対戦することが発表された(MuayThai Super Fight提供)。
▼メインイベント 第4試合 126ポンド契約カイト・ウォーワンチャイ(福田海斗/キング・ムエ/現ラジャダムナンスタジアム・フェザー級8位)ペットナムヌン・トースラット(タイ/ラジャダムナンスタジアム・スーパーバンタム級4位)
福田は、11月19日のラジャダムナンスタジアムのギャットペット興行『スック トーナムタイギャットペット』に出場。過去一度敗れているペットブンチョープと対戦し、勝負を避け下がるペットブンチョープに手を焼き判定負けを喫したが、周囲の評価は高く、その後発表されたラジャダムナンスタジアム・フェザー級ランキングでは5位から8位に後退したものの、早速試合翌日にはホームグラウンドであるペッティンディープロモーションから今回のメインイベントでの出場オファーが来ていたとのこと。
そして、その対戦相手に指名されたのがペットナムヌン・トースラット(タイ)。タイ南部チュンポーン県出身の22歳、福田海斗と同じくペッティンディー興行の上位選手で現在ラジャダムナンスタジアム・スーパーバンタム級4位にランクインしている。
2023年10月の同スタジアムでは、12月16日(土)のRISEビックマッチで志朗(BeWELLキックボクシングジム)と対戦する『True4U』三階級王者ブンロン・ペッティンディーアカデミー(タイ)から勝利を挙げている筋金入りの強豪選手だ。
ペットナムヌンは、パンチ・蹴り・ヒザ・ヒジ全ての攻撃を使いこなすオールラウンドファイターとして知られ、ファイトスタイルもフィームー(テクニシャン)やブエブー(前に出るファイター)など相手に合わせて変幻自在の戦い方を見せる。
タイのムエタイマスコミ関係者の話では「ペットナムヌンが相手ではさすがにカイトも厳しい戦いを強いられるだろう」と予想する声も。しかしながら、ギャンブラーの厳しい視線が注がれる、5ラウンドの本場のムエタイでは「実力伯仲」がマッチメイクの基本。それだけに福田に対する評価も高いということであろう。
福田は、2023年最後の大一番で強豪相手にしっかりと結果を残し、来年の飛躍につなげることが出来るか、注目の試合となる。