【KNOCK OUT】怒りの龍聖「ぶっ潰してやる。病院へ送ってやろうと思います」、スアレスは「彼に悪夢を見せる」

　2023年12月9日(土)東京・後楽園ホール『MAROOMS presents KNOCK OUT 2023 vol.6』の前日計量＆記者会見が、8日（金）都内にて正午より行われた。 　メインイベント（第12試合）のスーパーファイトKNOCK OUT-BLACK -59.0kg契約3分3R延長1Rで対戦する、龍聖（Team KNOCK OUT/KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者）は58.85kg、ファク・スアレス（アルゼンチン/WGP Kickboxing 世界-60kg王者）は58.20kgでそれぞれ計量をパス。 　計量後、そして会見で2度にわたりフェイスオフで激しいにらみ合いを展開した両者。スアレスは「2度目の来日ですけれど最高の日本に来れて嬉しい。明日はいい試合を見せます。ファンの方たちに必ずその約束を守ります」、龍聖は「半年ぶりの試合でめちゃくちゃ準備してきたので、今までの中で一番気合いが入っています。明日はぶっ殺したいと思います」とそれぞれ意気込み。 　フェイスオフの感想を聞かれると、龍聖は「相手どうこうはなく、今までで一番覚悟が決まっている。やられる覚悟もあるし、ぶっ殺す覚悟も出来ているので凄い漲っている感じですね」と闘争心に溢れているとギラギラした目で言い放つ。それに対してスアレスは「明日の試合を見てください。明日見せます」と多くを語らず。 　大会は前売り券が完売、当日券を僅かに残すのみとなった今大会で何を見せたいかを聞かれると、龍聖は「もちろん倒すので僕の試合を楽しみにしていてください」とKO宣言。今回50万円のKOボーナスを手にしたら、との問いには「獲ったら考えます。そうですね、休みを返上して僕の先生が練習に付き合ってくれたので、先生とチームのみんなと山分けします」と答えた。スアレスは「全て家族のために使いたい」という。 　前日の公開練習では、スアレスが「前回の相手（K-1フェザー級王者の軍司泰斗）の方が今回の相手よりも強かったので、今回はラクに勝てると思う」と発言。 　その発言に対して龍聖は「ぶっ潰してやろうと思った。戦ってから言えよ、この野郎と思って。本当にムカついていますよ。今までも顔面蹴っ飛ばしたりとか肩を脱臼させたりしていっぱい病院送りにしてきたので、相手は日本が好きらしいので日本の病院へ送ってやろうと思います」と言い放つ。 　これを聞いたスアレスはその言葉に対して「必ず勝ちます。彼に悪夢を見せます」と不敵な笑みを浮かべた。 　2023年最後の試合ということで、来年の豊富を聞かれた龍聖は「今年は自分の中で辛い1年だったので今回で全部終わらせて、来年はキックボクシング界の中心になりたいと思っています」と語った。