【BreakingDown】「負けたら引退」で敗れた黒石高大「こんな終わりだと思っていなかった」、啓之輔は「未来がYA-MANに負けた時に、俺が朝倉未来に負けた時と同じ気持ちになった」

　2023年11月23日(木)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナにて開催された『BreakingDown 10』。 　同大会では、CEOである朝倉未来のYouTubeチャンネル企画「喧嘩自慢合宿」で選ばれた「BreakingDownの新しいスター候補」（朝倉）である4名と、『THE OUTSIDER』で活躍した4名が対抗戦。THE OUTSIDER勢は、「負ければBreakingDownからの引退」という条件で行われた。 　その結果、アウトサイダー勢は濱の勇二、関谷勇次郎、啓之輔が勝利。THE OUTSIDERで人気の高かった黒石高大は延長戦で安藤叶華の右フックにダウンを喫し、判定4-1で敗れた。ダウンを喫したにも関わらず、黒石にBreakingDown卒業をしてほしくないとの気持ちの表れか、オーディエンスジャッジ（視聴者投票）は黒石を支持していた。 　試合後、黒石は「負けるってことを考えてなかったので、ただただビックリして今はちょっとまだ状況が呑み込めてないです」と、自分が負けたことが信じられないという。 「ダメージはぶっちゃけ無いので、覚えているシーン…やりながらでも勝てるなって気持ちだったんですけれど結果が全てですし、1回ダウン取られちゃったら取り返せないんだなって。難しかったですね。ダウン…ですよね。まあ、しょうがないです」と、ダウンには納得がいっていないような様子。 　10回目を迎えた『BreakingDown』については「ただただ感謝しかないです。楽しいし、こんな終わりだと思っていなかったので何とも言えないですが、これからも続いて欲しいです」とメッセージ。「役者なのでそれをこれからも精一杯頑張りたいと思います。応援していただければ嬉しい」と話した。 　一方、大将戦で勝利した啓之輔は「アウトサイダーと喧嘩自慢の最後の試合だったからKOで締めたかったけれど、もうちょっと早く仕掛ければ良かったです」とKOを逃したことを悔やみ、「1Rの試合だったら1Rで終わらせてた」と今回は1分3Rだったため試合を組み立てていたと明かした。 　対戦相手の印象は試合前と変わったかと聞かれると「何も変わらないです」とし、10回目を迎えたBreakingDownには「アウトサイダーが終わって違う団体に出たり、指導だけに専念していたんですけれど、またBreakingDownという巡り合わせによって、自分のストーリーがまた作れて頑張ることが出来ています。BreakingDown様さまですね」と感謝。 　試合後にはリング上でのマイクで「朝倉CEOはいますか？ いないか。次は誰と引退を懸けて戦えばいいですかね。YA-MANとかいいかな」と発言した理由を聞かれると「未来がYA-MANに負けた時に、俺が朝倉未来に負けた時と同じ気持ちになって、ひと言声をかけたかったんですけれど見つからなかったです」と、自分が負けたような気持ちになったことで朝倉を激励したかったと明かした。 　卒業を回避したことで今後のことを聞かれると「呼ばれたらまた戦います」と、まだまだ戦っていくと答えた。