【RIZIN】芦澤竜誠がMMAデビュー戦で太田忍と対戦。太田「『試合になる』といいけど」×芦澤「太田は身長が小さいから負ける」＝大晦日『RIZIN.45』

　2023年11月11日（土）12時半より『RIZIN.45』（12月31日・さいたまスーパーアリーナ）の「追加対戦カード発表記者会見」が行われた。 ▼バンタム級（-61.0kg）5分3R太田 忍（パラエストラ柏）芦澤竜誠（フリー） 　太田は、2016年リオ五輪グレコローマンレスリング59kg級銀メダル、2019年ヌルスルタン世界選手権63kg級金メダル。2020年大晦日の『RIZIN.26』でMMAデビューし、所英男に2R 腕十字で一本負けも久保優太、祖根寿麻に連勝。2022年7月に元谷友貴の総合力の前に判定負けしたが、2023年4月の 『RIZIN LANDMARK 5』でレスリング時代に1勝2敗と負け越していた倉本一真に1R、右フックでKO勝ち。2023年7月の『超RIZIN.2』では、ストライカーの瀧澤謙太にもスタンドバックからのパンチ連打で瀧澤を場外逃避させ、1R TKO勝ち。 　10月の前戦では、63.0kg契約で元ONE Championshipの佐藤将光（坂口道場一族/FightBase都立大）と対戦し、判定負け。MMA戦績4勝3敗。 　会見で太田は、平本蓮との約束の髪型で登壇。剛毅會で平本とともに練習する芦澤との試合について「オファーが来たから受けるだけ。求められている仕事をするけど、カード的には実力差はあるからどうかな。本来自分が求めている相手じゃないけど、負けたので」とコメント。 　続けて芦澤の印象を、「クソガキだなと。キックで何戦もしているプロなので、しっかり作り上げてきてもらって、『試合になる』といいなと。ただちゃんと練習積んでるみたいなんで、僕とやる覚悟と心意気はすごい。自分も所英男さんとやって今があるので、MMAってそんな甘くない。僕のMMAを一方的に押し付ける。怪我はしてほしくないので、しっかり綺麗に片づけたい」と語った。 　対する芦澤は、2018年6月の第2代K-1スーパー・フェザー級王座決定トーナメントで第3位に輝き、9月には小澤海斗に勝利。スーパー・フェザー級に階級を上げて臨んだ2019年6月に大岩龍矢に敗れて引退を表明したが、2020年9月のK-1 DX「芦澤竜誠を殴りたいやつ、大募集」で現役復帰を宣言。2021年9月にはかつて敗れた卜部弘嵩と約3年ぶりに再戦し、リベンジに成功した。2022年6月19日の『THE MATCH 2022』にてRISEのYA-MANとオープンフィンガーグローブマッチで激突もKO負け。12月にK-1との契約満了を発表すると大晦日にRIZIN参戦を表明。2023年4月、因縁の皇治に判定勝ちするとキックは引退、MMAに専念するとしていた。 　会見で、芦澤は「なんかSNSから始まったね、これ。俺も、太田忍は俺の周りの一緒に練習してる人とかも、『太田忍は絶対やめたほうがいいよ』ってみんな言ってきたけど、そういう声があったからこそ、『喧嘩売られて逃げんじゃねえ』みたいな、『ダセえ』みたいなこと言われたんで、そもそも逃げるわけないし、逆にめちゃくちゃ美味しいし、太田忍とデビュー戦で俺やれるって、なんか俺すげえ持ってんなって感じだから、普通にボコボコにしようと思います。『芦澤死んだ』とか言われるけど、俺的には圧倒的な差はないと思っている。俺の一方的な試合になる。自信が無いと受けない。そもそも太田忍がゴールじゃない」と自信のコメント。 　対戦相手の太田について、「佐藤将光との試合も普通につまんないし、弱い。急遽のオファーの相手に何も出来てなかった。レスリングは強いけど、お前の方こそMMA初心者だろ。キックボクシングもMMAストライカー。なんで勝てると思っているか。こいつは身長が小さいから負ける。試合を見たら分かる。俺には“見えてる”けど」と、勝因を「身長差」とした。 　太田から、2022年6月の『THE MATCH 2022』でYA-MANにオープンフィンガーグローブマッチで敗れたことを問われると「YA-MAN戦は練習していない。いまは全然違う。あのまま行っていたら『やらせて』とは言わない。やれるからやるんだよ」と返答。 　また、噂された皇治との試合が実現しなかったことについて「あいつダセえよね。MMAやんの？ 朝倉海からも逃げて。俺は太田忍という本物とやるんだぞ。『メッキがはがれる』と言った通り」と毒づいた。