ヘビー級の絶対王者ヴァーホーベン(右)が暫定王者オサロと王座統一戦(C)GLORY
2023年11月4日(土/日本時間5日)オランダ・アルンヘムのヘルレドームで開催される『GLORY COLLISION 6』の前日計量が、3日(金)に同地で行われた。
メインイベントのGLORY世界ヘビー級王座統一戦3分5Rで対戦する、正規王者リコ・ヴァーホーベン(オランダ)は122.4kg、暫定王者ケヴィン・タリク・オサロ(ナイジェリア)は127.2kgで計量をパス。
ヴァーホーベンはGLORY史上最多の王座防衛記録(10回)を持ち、現在16連勝中。近年は怪我に泣かされ、今回は2022年10月以来の試合となる。GLORYでの試合は2021年10月ぶりだ。
コー・メインイベントのGLORY世界ライトヘビー級王座統一戦3分5Rは、暫定王者タリク・カバベ(モロッコ)の欠場により、正規王者ドネギ・アベナ(スリナム)がモハメド・トゥチャッシー(モロッコ)の挑戦を受けての初防衛戦に変更された。
トゥチャッシーは15勝(12KO)無敗の戦績を誇る新鋭で、2022年6月にロビン・シリックとの王座決定戦を制し、初代Enfusion世界ウェルター級王座に就いた。GLORYには2023年10月に初参戦し、ミドル級でエドゥアルド・アレクサニャンから3度のダウンを奪ってTKO勝ち。今回はなんとわずか4日前のオファーを受けてミドル級から階級を上げての挑戦。
アベナはリミットちょうどの95kgで計量パス、トゥチャッシーは90.7kgとかなりのアンダーで計量をパスしている。
GLORY世界ミドル級タイトルマッチ3分5Rで対戦する、王者ドノバン・ウィッセ(スリナム)は84.9kg、挑戦者同級1位マイケル・ボアペア(ガーナ)は84.2kgで計量をパスしている。
豪華3大タイトルマッチに加え、セルカン・オズカグライヤン(トルコ/同級2位)vs.ウルリック・ボケメ(コンゴ/同級5位)、ジェイ・オーバーメール(オランダ/同級1位)vs.チコ・クワシ(オランダ/同級4位)、そしてK-1で活躍した者同士となるイブラヒム・エル・ボウニ(モロッコ/同級3位)vs.ステファン・ラテスク(ルーマニア/同級6位)など注目カードが並ぶ今大会。
日本ではU-NEXTにて5日(日)の0:30(4日の深夜24:30)よりLIVE配信される。
<計量結果>
▼ウェルター級 3分3R
ハミチャ(モロッコ/同級2位)=76.9kg
カメラ(フランス/同級9位)=76.8kg
▼ミドル級 3分3R
セルカン・オズカグライヤン(トルコ/同級2位)=83.8kg
ウルリック・ボケメ(コンゴ/同級5位)=84.9kg
▼ウェルター級 3分3R
ジェイ・オーバーメール(オランダ/同級1位)=77kg
チコ・クワシ(オランダ/同級4位)=76.7kg
▼ライトヘビー級 3分3R
イブラヒム・エル・ボウニ(モロッコ/同級3位)=94.2kg
ステファン・ラテスク(ルーマニア/同級6位)=94.1kg
▼フェザー級 3分3R
エイブラハム・ヴィダレス(メキシコ/同級1位)=64.8kg
アフマド・チク・ムーサ(ドイツ/同級2位)=66.5kg
▼ウェルター級 3分3R
ドン・スノ(オランダ)=76.8kg
ジーノ・ヴァン・スティーニス(オランダ)=76.8kg
▼ウェルター級 3分3R
ロビン・シリック(オランダ/同級5位)=77kg
イスマイル・ウズニ(モロッコ)=76.8kg
▼ウェルター級 3分3R
フィゲレイド・ランドマン(オランダ)
ペトロス・フレイタス(ブラジル)