9月の対戦相手にK-1王者の軍司を希望した龍聖
2023年9月16日（土）東京・後楽園ホール『MAROOMS presents KNOCK OUT 2023 vol.4』の記者会見が、7月19日（水）都内にて行われた。
出場決定選手としてKNOCK OUT-BLACKフェザー級王者・龍聖（WIVERN）が会見に出席。対戦相手は調整中で宮田充KNOCK OUTプロデューサーは「対戦相手は欧米にいい選手がいると思うので海外の選手、または国内のファイターで選考中」としたが、龍聖は戦いたい相手としてK-1 WORLD GPフェザー級王者・軍司泰斗（K-1ジム総本部チームペガサス）の名をあげた。
「生中継の試合で（TOKYO MXにて生中継が決定した）僕らしい試合を見せられればいいと思っています。相手は決まってないんですけれど、僕は軍司とやりたいですね。宮田さんがK-1にコネがあると思うので、（軍司が）Twitterでいちいちいつも言うんだったら連れてきて欲しいなと思っています」
軍司は以前から自身のSNSやメディアのインタビューで「RISEなら安本晴翔選手と門口佳佑選手、KNOCK OUTなら龍聖選手。その3選手とやりたいので、今年中に実現できればと思って発言しているのでそれを実現できればと思っていますね」と発言していた。
龍聖の発言を受けて宮田Pは「一昨日、K-1の両国国技館を龍聖選手とぱんちゃん璃奈選手と観戦させていただいて。元々メディアさんで軍司選手が日本一を証明したいとの発言もあったので、軍司選手が出るから龍聖選手に見せるのはK-1の大会の雰囲気も含めていいかなと思っていました。ここでやっちゃいたい感じですか？」と龍聖に問いかけると、龍聖は「はい、呼んで欲しいですね」と要望。
「全ては交渉なので責任をもって打診したいと思います。ただ舞台としては地上波の生中継でやるので、たくさんの方々の注目が集まる大会ですし、海外の選手も候補に上がってきたところなんですけれど、どうしようかな…いったん止めて今日にでもK-1さんにぶつけてみたいと思いますね」と、さっそく交渉に乗り出すとした。
龍聖は、もし仮に実現したら「意識飛ばして勝ちたいと思いますね。サンドバッグ連打は上手だと思うので、頭でも蹴っ飛ばしてやりたいと思いますね」とハイキックで失神KOすると言い放つ。
軍司以外のK-1ファイターに興味はないのかと聞かれると「月曜日にK-1に行かせてもらいましたけれど、僕にはあまり見えなかったかな」と軍司以外は目に入らなかったとする。
その軍司の試合を見た感想は「サンドバッグ連打は上手なのかなと思いましたけれど、なんか普通の選手ですよね、別に。これっていうのが見えなかったですね」と普通の選手だと言い放つ。
軍司を始め、他団体の王者と戦って自分が国内最強であることを証明したいのかとの質問には「それもあるし、フェザー級を統一してみたいなことは彼（軍司）も言ってますが、その器に僕はふさわしくないと思っている。、階級を統一するってことはこの日本の格闘技界を背負うってことだと思うんですけれど、彼にはそれが出来ないと思うので自分しかいないと思いますね」と、軍司には日本格闘技界を背負えないとした。
K-1のリングに乗り込む気もあるのか、と聞かれると「タイミングが合えば」と、そのつもりもあるとしている。
また、前回の試合を振り返って「ダウンしたりとか今までにないことがありましたけれど、それも含めて僕ですし、これから今まで以上に絶対に負けられない戦いが続いていきますけれど、それがある上で凄くいい経験になったなとプラスにしか捉えてないです」と、これからを見据えていい経験になったと話した。
