【K-1】3月、6月と連戦の戦う王者・与座優貴「人より早く突き抜けたい」、エークモンコンは「どちらがKOするか楽しみに」

　2023年7月17日(月・祝)東京・両国国技館『AZABU PRESENTS K-1 WORLD GP 2023』の前日計量＆記者会見が、16日（日）都内にて13：00より行われた。 　第16試合スーパーファイトの-63.5kg契約3分3R延長1Rで対戦する、K-1 WORLD GPライト級王者・与座優貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)は63.4kg、エークモンコン・ガイヤーンハーダオ(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)は63.35kgでそれぞれ計量をパス。 　3月、6月と今年K-1皆勤賞の与座は「明日の試合はしっかり倒して、正明さんに繋ぎたいなと思っています」と、第19試合に出場する先輩・野杁正明に勝利のバトンを繋ぎたいと意気込み。 　対戦するエークモンコンについては「ムエタイの選手なので、ムエタイ独特の間合いの上手さとか凄いある選手だと思うんですけれど、そこに付き合わず、いつも通り自分の戦い方をすれば勝てると思っています。前も言ったんですけれど、ムエタイを無視して自分のスタイルをぶつけるだけだなと思っています」と評した。 　6月大会から短いインターバルでの試合出場になることに関しては「やっぱり連戦なので減量とかはキツいところもあったんですけれど、どんな状況でも勝つのがチャンピオン。自分はまずK-1の中で突き抜けたいと思っているので、普通の人がやらないようなことをやって、普通の人じゃ出来ない勝ち方をして、人より早く突き抜けたいと思っています。連戦なんですけど、あとは明日の試合内容で見せたいと思っています」と、“突き抜ける”ことをテーマに掲げているとした。 　対するエークモンコンは「明日はベストを尽くしたいと思います。2～3カ月前に日本に来て、きちんと練習を重ねてきたので、明日はどちらがKOするか楽しみにしていてください」と準備は万端だとし、KOを狙うことも公言。 　与座については「今回K-1初参戦だが、K-1ルールについても対戦相手についても研究してきた。対戦相手についてはとても蹴りが上手な選手だと思っているが、自分も十分対抗できると思っているので、必ず勝つ」と、与座攻略に自信のコメント。 　空手仕込みの与座の蹴り技については「もちろん与座選手の空手の技という部分についても十分に研究してきた。自分としては自分のスタイルの戦いをするだけなので、もちろん空手の技にも対応できると思っている」と、研究済みだと話す。 　それを聞いた与座は「自分では空手スタイルだと思っていないので。空手の人でも出来ないスタイルだと思っているし、多分味わったことのないスタイルなのかなと思っているので、明日はそれを見せたいですね」と、87戦のキャリアを持つエークモンコンでも味わったことのないスタイルを味わわせると言い放った。 　そして与座は「明日は6月に不甲斐ない試合をしてしまったので、それを払拭できるような派手な勝ち方をしたいなと思っているのでご期待ください」と宣言。エークモンコンも「明日の試合、全力で戦いたいと思います。いい練習を重ねてきたので、皆さん楽しみにしていてください｣と最後まで自信満々だった。