2023年7月2日(日)大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場『ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2023 1st Round』の前日計量&記者会見が、1日(土)府内にて13:00より行われた。
第8試合の「RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament」リザーブマッチ3分3R延長1Rで対戦する、風音(TEAM TEPPEN/RISEスーパーフライ級1位)は53.95kg、政所仁(魁塾/RISEスーパーフライ級4位)は53.90kgで計量をパス。
会見で政所は「風音とやることで過去最高の状態で仕上げてきたので、ヤバい試合が出来ると思うのでお楽しみに」と予告。風音は「最高の舞台で最高の相手と出来る。これ以上何も言うことはありませんが。ホンマに楽しみです」と自分も楽しみにしていると話した。
長年の友人関係にある両者。改めて互いの印象を聞かれると、政所は「会見の時より丸くて計量大丈夫かと思ったんですが、仕上げて顔色も良かったので明日が楽しみです」、風音は「これだけ付き合いが長いと新しい印象はない。ただ、めちゃめちゃおもろい試合が出来ると向き合って改めて思いました」と、友情対決に複雑な感情はなく、試合が楽しみで仕方がないという様子だった。
第7試合のSuper Fight!ウェルター級(-67.5kg)3分3R延長1Rで対戦する、中野椋太(誠至会/RISEウェルター級王者)は67.65kgでわずかにオーバーしたがすぐに67.45kgに落としてパス、イ・ソンヒョン(韓国/RAON/第4代RISEミドル級王者)は67.30kgでパスした。
3月に海人に敗れて王座を失い。今回からウェルター級に階級を下げて臨むソンヒョンは「明日はバチバチの殴り合いで派手に勝ちたいと思います」と激闘宣言。中野も「僕も明日はバチバチにやったろうと思っています。全員見とけって感じです」と応える。
互いの印象を聞かれると、ソンヒョンは「中野は身体がデカいし、面白い人だと思います」とし、中野は「みんなの前でパンツを脱がされたので相手のことはチラ見しかしてないです。トップ選手なので楽しみですね。自分も強いので明日はバチバチやりましょう」とソンヒョンに告げた。
中野は昨年8月にチャド・コリンズに初回TKO負けを喫して以来の試合となるが、この期間は「練習と遊びの両立をしていました。ライフスタイルでやっているので人間として強くなったので楽しみにしておいて欲しいです」と言い、どこがソンヒョンよりも優っているかと聞かれると「スピードもパワーも…全部です」と言い放つ。
それを聞いたソンヒョンは笑みを浮かべ「試合が終わった後には考えが変わると思いますよ」と語った。
そして第6試合のSuper Fight!フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1Rで対戦する、門口佳佑(EX ARES/RISEフェザー級王者)は57.40kg、川上叶(龍生塾/第6代SB日本フェザー級王者)は57.40kgで計量をパス。
川上は「前回タイトルマッチで負けてしまったのでしっかり勝って、僕がフェザー級トップをみんなに見せます」、門口は「久々の地元の大阪で試合が出来ることで、いろいろ考えるのはここまで。明日は全力やるだけだと思っています」と、それぞれ意気込み。
互いの印象については、川上が「練習で想定していたよりデカかったです。身長が高かったです。想像では3cnくらい小さかったです」とあまり変わらないような印象を話して笑いを誘う。
それを受けて門口も「想像よりデカかったですね。プロフィールに170cmって書いてます? 僕と同じなので僕がサバ読んでる可能性がありますね(笑)。相手の印象は身体つきを見て、お互いですがフェザー級が適正じゃないのかなってのがあったので、それは前から思っていたんですがそれくらいですかね」と、両者ともリラックスした雰囲気で会見を終えた。