キックボクシング
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【NO KICK NO LIFE】110戦vs.110戦の超ベテラン対決=健太vs.タップロンの決着戦、癌を克服したマサ佐藤が復帰2戦目

2023/06/13 14:06
 2023年7月9日(日)東京・豊洲PIT『NO KICK NO LIFE』の対戦カード第2弾が発表された。  66kg契約3分3Rで元WBCムエタイ日本統一ウェルター級王者・健太(E.S.G)と、元WMC世界フェザー級王者タップロン・ハーデスワークアウト(ハーデスワークアウトジム)が対戦。  健太は2005年にプロデビューすると、2008年5月にNJKFウェルター級王座を獲得。その後、NJKFスーパーウェルター級王座、初代Krush -70kg王座、WBCムエタイ日本ウェルター級王座も獲得し、NJKFを代表する選手として『ONE Championship』など世界を舞台に戦ってきた。2021年9月にホームリングNJKFでの試合で100戦目に到達、その試合を勝利で飾っている。昨年12月のホーストカップ名古屋大会では元DEEP☆KICK 63kg級王者・山畑雄摩に勝利、今年2月には引退試合の喜入衆に判定勝ち、4月のNJKFでは吉田凛汰朗にも勝利して3連勝したが、5月にムエタイの強豪ソッガオに判定で敗れた。  タップロンは日本で活躍するムエタイ選手。炸裂音が会場中に響く強烈な右ミドルキックとKO狙いの豪快なパンチを武器とする。シュートボクシングを主戦場として鈴木博昭に連勝、RISEでは“ブラックパンサー”ベイノアを初回KOして初黒星を付け、2019年の「岡山ZAIMAX MUAYTHAI 65kg賞金トーナメント」では国内トップクラスの選手を撃破して優勝。7月には大和哲也とヒジありルールで対戦し、1R2分32秒、ヒジ打ちのカットによるTKO勝ちを収めている。2022年1月にはKNOCK OUTで鈴木千裕と対戦して初回KO負けを喫したが、8月にOFGマッチで山口裕人をKOしてみせた。  なんと両者ともこれが111戦目となる超ベテラン対決。両者は2018年に対戦しており、ダウン応酬の末に引き分けているためこれが決着戦となる。  64kg契約3分3Rでは、英雄伝説64kg級アジア王者マサ佐藤(WSRフェアテックス)がテレカ∞(=テレカ・インフィニティ/NEXT LEVEL渋谷)と対戦。  佐藤が一躍その名を轟かせたのは、2018年2月の『KNOCK OUT』で水落洋祐をヒジ打ちで大流血させて逆転TKO勝利を収めた一戦。KNOCK OUTスーパーライト級トーナメントでも準決勝進出を果たした。これまで英雄伝説64kg級アジア王座、西日本統一ライト級王座、蹴拳ムエタイ同級王座、DBS同級王座、RKA同級王座などを獲得。沖縄をベースに活動していたが、2021年2月から東京に拠点を移し、様々な団体に参戦している。2022年に精巣腫瘍という癌を患って手術を受け、2023年5月のRISEで復帰したがKO負けを喫した。戦績は25勝(13KO)19敗4分。  対するテレカは頭突き・ヒジ打ち・関節技が認められた超過激格闘技ラウェイへの参戦経験もある。  なお、今大会の出場を予定していたHIROYUKI(RIKIX)は練習中のケガのため欠場となった。
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