【RIZIN】伊藤裕樹、アーセンを「瞬殺」して「みんなを驚かせるようなインパクトのあるKOで美味しいところは全部、僕がいただきたい」

　2023年5月6日（土）東京・有明アリーナ『RIZIN.42』に出場する全選手の個別インタビューが、4日（木）都内にて行われた。 　第4試合のフライ級（57.0kg）5分3Rで山本アーセン（KRAZY BEE/SPIKE22）と対戦する伊藤裕樹（ネックス）。RIZINでは3戦無敗の成績を残す伊藤は、「（アーセンは）2年半くらい試合に出ずに女のケツばかり追い掛け回しているのでそんな人には負けたくない」との発言で話題を呼んだ。今回もアーセンへの挑発的なコメントが多数出た。 警戒するところは、急にダンスとか踊ったりしないかな ――現在の心境は？ 「すごいスッキリした気持ちで、今もいられるので試合がすごい楽しみですね」 ――それはコンディションと両方？ 「はい」 ――強化してきたことは？ 「やっぱり対戦相手がレスラーの選手なのでレスリングはもちろんですけれど、自分が一番得意なところ、の打撃をより磨いて精度を上げてきました」 ――改めて対戦相手の印象は？ 「ポテンシャルはあるけれどいまいち出しきれてないっていう感じの選手なので、印象が特に濃く残るところはないですけれど、女の子が好きそうな感じです」 ――どんな試合展開をイメージしている？ 「瞬殺です」 ――それは打撃で伊藤選手が？ 「相手がインタビューで僕のことを殺すと言っていますけれど、そんなことも考えていられないくらい、気づいたら倒れているというくらいのKOにしたいですね」 ――瞬殺とのことですが、アーセン選手のこれまでの試合で警戒するべき点があるとしたら？ 「急にダンスとか踊ったりしないかなと思ったりしますね。それくらいですかね、警戒するところは」 ――ダンスでペースが乱れそう？ 「はい」 ――組みを混ぜた離れ際の打撃は？ 「特に試合を見返しても印象に残るところは少なかったので、自分のペースで試合をすれば何も問題ないかなと思います」 ――翌日には伊藤選手も出場したDEEPフライ級GPの決勝戦がありますが、その試合を意識するところは？ 「もちろん自分が出ていたトーナメントで、当初は優勝すると言っていたんですけれど、それが出来なくて今回このようなチャンスになったんですけれど。どっちが勝つのかも楽しみだし、サクッと勝って次の日の決勝戦を見るのが楽しみですね」 ーーアーセン選手が伊藤選手の「目を見ていい人だと思った」と。この発言を聞いた上でどう思う？ 「それは会見の時にも目を合わせた時に言われましたけれど、フェイスオフした時に拳とか相手を見るけれど、しっかり練習してきた手や顔つきしていたので、楽しみにはしていますね」 ――アーセン選手が「自分が欲しいものを手に入れるには伊藤選手を倒さなきゃいけない」と言っていたが、伊藤選手はアーセン選手に勝って得るものは？ 「結構注目度も高くなっているので、ここでアーセンが好きなファンだったり僕のことをまだ知らない格闘技ファンだったり、みんなを驚かせるようなインパクトのあるKOをしてこれからの格闘技をかっさらいたいと思いますね。美味しいところは全部、僕がいただきたいですね」