UFC Fight Night: Pavlovich vs. Blaydes 速報
現地時間2023年4月22日(土)、日本時間23日(日)AM5時30分から米国ネバダ州ラスベガス /UFC APEX
【メインイベント】
▼ヘビー級 5分3R〇セルゲイ・パブロビッチ(ロシア)18勝1敗(UFC6勝1敗)※UFC6連勝6KO 260.5lbs/118.16kg[1R 3分08秒 TKO]×カーティス・ブレイズ(米国)17勝4敗(UFC12勝4敗) 262.5lbs/119.07kg
ヘビー級3位のパブロビッチと、4位のブレイズによる5分5R戦。
パブロビッチは、MMA12戦無敗から、2018年11月にUFCデビュー戦でアリスター・オーフレイムと対戦も1R KO負け。しかし、以降は5連続の1RKO勝ち中。2022年12月の前戦ではタイ・ツイバサに1R KO勝ち。
対するブレイズは、3連勝中。UFC12勝3敗1NCで、黒星の3つはデリック・ルイスとフランシス・ガヌーに2度という強豪相手のみ。2022年7月の前戦トム・アスピナル戦ではアスピナルの足の負傷により15秒でTKO勝利を収めている。
1R、ともにオーソドックス構え。パブロビッチはワンツーで前に。さらに右アッパーも。ブロッキングのブレイズは左インロー。パブロビッチはワンツーの右を下から突いて、さらに右をテンプルに当てると、ブレイズは手をマットに着いて一瞬ダウン。
左右ラッシュするパブロビッチに、ブレイズはダブルレッグも、切るパブロビッチは左ジャブを効かせて、金網に詰めて右アッパー! 効かされたブレイズが崩れたところに左右を突くとブレイズは両手を着いてダウン。そこにパウンドラッシュでレフェリーが間に入った。
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【コ・メイン】
▼ミドル級 5分3R〇ブルーノ・シウバ(ブラジル)23勝8敗(UFC4勝2敗)186lbs/84.37kg[1R 3分35秒 TKO] ※右ストレート×ブラッド・タヴァレス(米国)19勝8敗(UFC14勝8敗)185lbs/83.91kg
1R、サウスポー構えのシウバに、オーソドックス構えのタヴァレスは右前蹴りを腹に突く。オーソにスイッチしてサウスポー構えに戻すシウバは左ミドル。
タヴァレスは右ストレートでシウバのアゴを上げさせるが、シウバもオーソから右。その右に右を合わせたシウバは、首相撲右ヒザから放し際に右ストレートでダウンを奪い、試合を決めた。
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【メインカード】
▼ライト級 5分3R-ボビー・グリーン(米国)29勝14敗1NC(UFC10勝9敗1NC)156lbs/70.76kg[1R 4分35秒 ノーコンテスト] ※グリーンの偶発的なバッティング-ジャレッド・ゴードン(米国)19勝6敗1NC(UFC7勝5敗1NC)155.5lbs/70.53kg
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▼女子フライ級 5分3R〇ヤスミン・ルシンド(ブラジル)14勝5敗(UFC1勝1敗)126lbs/57.15kg[判定3-0] ※30-27×3×ブローガン・ウォーカー(グアム)7勝4敗(UFC0勝2敗)126lbs/57.15kg
1R、オーソから回転の速い左右を打ちこむルシンド。4月29日のRIZINでRENAが対戦するクレア・ロペスにCombate Global時代に判定勝ちしている。サウスポー構えのウォーカーの組みを剥がして右の後ろ蹴り、バックフィストも放つルシンド。
2R、圧力をかけるルシンド。ワンツーから左でウォーカーを金網に詰める。押し戻すウォーカーは右ローもその打ち終わりを狙うルシンド。左で差して組むウォーカーに、右で小手に巻くルシンド。押し込むウォーカーは右ヒザ。ウォーカーの払い腰を小手に巻いて同体で落ち、両者ともに立ち上がり。ルシンドは右を振りボディロックテイクダウン。マウントを奪う。
3R、跳びヒザで飛び込むルシンドに。左の蹴りはウォーカー。そこに左ハイを合わせて尻餅を着かせるルシンド。ワンツーで攻めては出入り。被弾するウォーカーに右フックから左ミドルを当てる。その蹴り足を掴もうとするウォーカーだが、足を抜いて左の跳び蹴りはルシンド。右フックにウォーカーは左目尻から出血。左ミドルもルシンドに掴まれ、厳しい展開。最後にルシンドがボディロックテイクダウンを奪い、ホーン。
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▼ウェルター級 5分3R〇ジェレマイア・ウェルズ(米国)12勝2敗(UFC4勝0敗)※UFC4連勝 171lbs/77.56kg[判定2-1] ※30-27×2, 28-29×マシュー・セメルスバーガー(米国)11勝5敗(UFC5勝3敗)171lbs/77.56kg
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【プレリム】
▼ライト級 5分3R〇クリストス・ジアゴス(米国)20勝10敗(UFC5勝4敗)155.5lbs/70.53kg[1R KO] ※左フック×リック・グレン(米国)22勝7敗(UFC4勝4敗)155.5lbs/70.53kg
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▼バンタム級 5分3R〇モンテル・ジャクソン(米国)13勝2敗(UFC7勝2敗)※UFC4連勝 136lbs/61.69kg[1R 3分42秒 TKO] ※左ストレート→パウンド×ハニ・ヤヒーラ(ブラジル)28勝11敗(UFC13勝5敗)136lbs/61.69kg
1R、オーソドックス構えからサウスポーにスイッチ、オーソに戻して左右の蹴りで牽制するヤヒーラ。サウスポー構えのジャクソンは、ヤヒーラの入りに右も、ヤヒーラは2度目のトライでシングルレッグへ。潰すジャクソンに引き込み気味のヤヒーラは、フルガードで右腕をオーバーフック。オモプラッタ狙いにジャクソンから体を離す。
ジャクソンは右ミドル、ヤヒーラは右フックの飛び込みも、避けるジャクソンは、ヤヒーラの右ストレートをかわしてから左ストレートをかぶせてダウンを奪うと、パウンド連打! レフェリーが間に入った。
2連勝中だったヤヒーラを止めたモンテル・ジャクソンはこれで4連勝をマーク。「相手の攻撃に対応できるように練習してきたよ」と語った。
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▼女子フェザー級 5分3R〇ノルマ・ドゥモン・ビアナ(ブラジル)9勝2敗(UFC5勝2敗)145lbs/65.77kg[判定3-0] ※29-28×3×カロル・ロサ(ブラジル)16勝5敗(UFC5勝2敗)144.5lbs/65.54kg
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▼ヘビー級 5分3R〇モハメド・ウスマン(ナイジェリア)8勝2敗(UFC1勝0敗)239.5lbs/108.64kg[判定3-0] ※29-28×3×ジュニア・タファ(豪州)4勝0敗(UFC0勝0敗)252lbs/114.31kg
ヘビー級でカマル・ウスマンの弟 vs.ジャスティン・タファの弟対決。アメフト出身のモハメド・ウスマンは、PFLを経て、2022年のTUFで2連続判定勝ち。8月のUFCデビュー戦でザック・パウガを左フックで2RKOに下している。対するジュニア・タファはキック出身。20233年大晦日のRIZINでスダリオ剛に98秒でKO勝ちした。
1R、ともにオーソドックス構え。左を突くタファ。ケージに押し込まれるがウスマンのテイクダウン狙いを防ぐ。ヒザ蹴りをかいくぐったウスマンが片足を掴んで崩すが、すぐに戻すタファは、ウスマンの組みにアッパーを合わせて切って右ヒジ、右ハイを叩き込むタファ。
2R、ウスマンの組み付きを許さないタファ。右アッパーを突き、左ジャブを当てると、ウスマンはシングルレッグの足を持ち換えてテイクダウン。ハーフのタファに背中を着かせ脇を差して押さえ込み、左ヒジ、右のパウンドは脇腹に突く。下のタファは頭を抱ええながら。強打の被弾を避ける。
3R、ケージまでドライブして押し込み、シングルレッグでハイクロッチで持ち上げてテイクダウンはウスマン。左で脇差しハーフで押さえ込み、細かいパウンド。足を戻して片ヒザ立まで戻して金網背に立ったタファ。そこにシングルレッグのウスマンにヒジを落とし、突き放して右アッパーをかち上げるが、ウスマンは逃げ切り。判定3-0でUFC2勝目を挙げた。
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▼フェザー級 5分3R〇ウィリアム・ゴミス(フランス)12勝2敗(UFC2勝0敗)146lbs/66.22kg[判定2-1] ※29-28×2, 28-29×フランシス・マーシャル(米国)7勝1敗(UFC1勝1敗)146lbs/66.22kg
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▼バンタム級 5分3R〇ブレイディ・ヒースタンド(米国)7勝2敗(UFC2勝1敗)136lbs/61.69kg[3R 4分21秒 TKO]×ダナー・バットゲレル(モンゴル)12勝5敗(UFC3勝4敗)136lbs/61.69kg
【中止】
▼女子フライ級 5分3Rプリシラ・カショエイラ(ブラジル)12勝4敗(UFC4勝4敗)カリーニ・シウバ(ブラジル)15勝4敗(UFC1勝0敗)※カショエイラが体重超過で試合は中止に。