【DEEP】腹筋くっきり、強敵との再起戦へ向けて桐生祐子が「ラストスパート！」＝3・25“寝技の萌ちゃん”須田萌里と対戦

　2023年3月25日（土）東京・ニューピアホール『DEEP TOKYO IMPACT 2023 2ND ROUND』にて、須田萌里（SCORPION GYM)と対戦する桐生祐子（FourRhombus）。 　須田はJKのMMAファイターとして話題となったが、今春に高校を卒業。ブラジリアン柔術、グラップリング、MMAのアマチュア試合で経験を積み、2020年10月のプロデビュー後は村上彩、佐々木萌に判定負けも、坂本美香に判定勝ちすると樋田智子、音波、竹林愛留を次々と撃破。2022年3月にはアトム級トップの一角である青野ひかるからも腕十字で一本を奪い、破竹の5連勝で5月にはDEEP JEWELSアトム級王座に挑戦したが、王者・大島沙緒里のアームロックに敗れた。7月のRIZIN沖縄大会でにっせーから腕十字で一本を奪って再起。9月には村上にリベンジを果たしてプロ初黒星を付けた。しかし、11月の本野美樹戦では判定負け。キャッチフレーズは“寝技の萌ちゃん”。 　桐生はDEEP JEWELSで2連勝後、2018年12月に山口さゆりに判定負けし、主戦場をONE Warrior Seriesに移した。ONE Warrior Seriesでは2勝1敗で、2019年10月にはエディラー・ヨハニーに腕十字で一本勝ち。2020年4月の『Road to ONE：2nd』では、SARAMI戦が発表されるも緊急事態宣言下で欠場。その後はリングから離れていたが、2021年12月の『DEEP JEWELS 35』で2年2カ月ぶりに復帰。井上智子に判定勝ちで復帰戦を飾ると、2022年3月にはサダエ・マヌーフに判定2-1で勝利、5月には長きにわたって国内トップクラスに君臨した富松恵美からも判定2-1で勝利を奪ってみせた。勢いに乗って臨んだ9月のHIME戦ではKOで敗れ、復帰後初黒星。須田同様、再起戦となる。 　その桐生は現在、山梨に拠点を移して山梨県で唯一の女子総合格闘家なのだという。試合までラストスパートということで「痩せてきた！ もうひと超え！ ラストスパート」と、デビュー時からのトレードマークである腹筋がくっきり現れた画像を投稿。以前はこんがりと焼けた小麦色の肌がトレードマークで南国系ビジュアル格闘家と呼ばれていた桐生だが、復帰にあたっては日焼けをやめて美白の“ホワイトゆうこ”として生まれ変わり、美白ぶりを披露している。 【写真】試合へ向けて仕上がってきている様子をSNSに投稿した桐生。腹筋も！（C）桐生祐子　前回のHIMEは打撃系、今回の須田は寝技系の強豪。アマチュア時代はキックボクシングの試合に出ていた桐生だが、MMAでは寝技を得意としている。とはいえ女子トップグラップラーの強豪・須田は厳しい相手か。須田は当然一本狙い、桐生は総合力で上回りたいところ。富松戦に続き番狂わせを起こすことが出来るか。