【イノベーション】新田宗一朗vs.紀州のマルちゃんでスーパーフェザー級タイトルマッチ、44歳ランボーに沖縄の涼矢が挑む

　2023年4月30日（日）東京・新宿FACEで開催されるJAPAN KICKBOXING INNOVATION（JKI）主催『RESISTANCE-11』の主要対戦カードが発表された。 　メインイベントはINNOVATIONスーパーフェザー級（58.97kg）タイトルマッチ3分5Rで、王者・新田宗一朗（クロスポイント吉祥寺）が同級2位・紀州のマルちゃん（武勇会）の挑戦を受ける。 　新田は空手、ボクシングを経て17歳からキックボクシングを始めた。アマチュア大会で20戦13勝6敗1分の成績を収め、2019年2月のPancrase REBELS Ring 1でプロデビュー。2021年9月のResistance 3の市村大斗戦まで10戦無敗の快進撃を続けたが、2021年10月のKNOCK OUTで力也戦に初黒星。2022年4月にはINNOVATIONスーパーフェザー級王座を奪取し、7月のRIZINで大雅と対戦するも判定負け。10月にはカミシロに延長Rで勝利して再起したのも束の間、12月に初代KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座決定戦で久井大夢にKO負けを喫した。戦績は10勝（4KO）3敗3分。 　紀州のマルちゃんは2020年8月にINNOVATIONライト級王座決定戦、2021年11月にINNOVATIONライト級タイトルマッチで大谷翔司（スクランブル渋谷）と対戦したがいずれも敗れた。2022年12月にスーパーフェザー級王座挑戦者決定戦で勝利し、今回の挑戦権を手にしている。「KOできんかったら負け」というほどKOにこだわりを持つ。戦績は10勝（6KO）5敗1分。 　INNOVATIONウェルター級（66.68kg）ランキング戦3分3Rでは、同級1位ランボー・マスターズピット（タイ/マスターズピット）vs.同級10位・涼矢（エボリューションムエタイジム）が決定。 　ランボーは、約15年前に日本でランボー・ウィラサクレックのリングネームで活躍した200戦近い戦績を誇る在日タイ人選手。2022年には43歳（現在は44歳）で12年ぶりのリングに立ち、INNOVATIONウェルター級（66.68kg）王座決定トーナメントで決勝へ進出したが、2023年2月の王座決定戦で梅田勇一に判定で敗れた。 　沖縄出身の涼矢は少年時代から空手を始め、「沖縄大会はトーナメント優勝は幾度か分からないくらいいっぱい、全国大会は2度準優勝」の実績。高校・大学はラグビーで活躍し、キックボクシングを始めてからは山本美憂や山本アーセンと練習して試合のセコンドに就いたこともあるという。アマチュアで9勝（7KO）1分の戦績を残してプロに転向。2023年2月の『レキオバトル名護 vol.5』ではメインを務め、オープンフィンガーグローブマッチで2RにKO勝ちしている。 ＜決定対戦カード＞ ▼メインイベント　INNOVATIONスーパーフェザー級（58.97kg）タイトルマッチ　3分5R新田宗一朗（クロスポイント吉祥寺/王者）紀州のマルちゃん（武勇会/挑戦者同級級2位／写真右） ▼INNOVATIONウェルター級（66.68kg）ランキング戦　3分3Rランボー・マスターズピット（タイ/マスターズピット/同級1位）涼矢（エボリューションムエタイジム/同級10位） ▼INNOVATIONフェザー級（57.15kg）王座決定トーナメント準決勝戦　3分3R延長1R元山祐希（武勇会/同級2位）遊羅（マイウェイスピリッツ/同級10位） ▼INNOVATIONフェザー級（57.15kg）王座決定トーナメント準決勝戦　3分3R延長1R都築 憲一郎（エムトーンジム/同級5位）前田大尊（マイウェイジム/同級9位） ▼ジム対抗戦　スーパーライト級（63.5kg）2分3R　ヒジ打ちなし切詰大貴（武勇会）弘・センチャイジム（センチャイムエタイジム） ▼ジム対抗戦　女子41kg契約　2分3R愛（STRIFE）Crazy SHARK（YSSジム） ▼ライト級（61.23kg）新人王決定リーグ第1戦　2分2R　ヒジ打ちなし伊世虎雅（モリタキックボクシングジム）長谷部二郎（マイウェイスピリッツ） ▼フライ級（50.8kg）新人王決定リーグ第1戦　2分2R　ヒジ打ちなし鴇田波琉（モリタキックボクシングジム）藤原将裕（マイウェイスピリッツ） ▼ジム対抗戦　フェザー級（57.15kg）2分3R　ワンキャッチワンアタックルール齋藤 駿（CARENES）長松進之介（FJ KICKASS）