ベラトールのアーチュレッタを迎え撃つ井上。RIZINタイトルの海外流出を食い止めることが出来るか
2023年3月6日（月）13時より『RIZIN.42』（5月6日・有明アリーナ）の対戦カード発表記者会見が行われた。
バンタム級（61.0kg）5分3Rで井上直樹（セラ・ロンゴ・ファイトチーム）vs.フアン・アーチュレッタ（米国）が決定。この試合と、同日に行われる朝倉海（トライフォース赤坂）vs.元谷友貴（フリー）の試合の勝者は7月末に関東圏での開催を予定している大会で堀口恭司が返上したRIZINバンタム級王座決定戦に進出する。
オンラインで会見に出席したアーチュレッタは「実は前回の日本滞在から帰国してから、すぐに練習を始めて日本で自分のことを見たいと思う方々の声が大きくなることを望み、それを信じて日本に戻れるように練習をしていました。それがその通りになって非常に嬉しく思っています」と、2度目となる大好きな日本での試合実現を喜ぶ。
続いて「今回このように2人のプロモーターが話し合って選手の行き来をしていること、そして他の団体の選手が他の団体のベルトに挑戦できること、このような流れを作ってくれたことに対して私たちは素晴らしい環境にいるのだと思います」と、RIZINとベラトールのクロスプロモーションで実現したことを称賛する。
そして「大会当日は朝倉選手、元谷選手、そして対戦相手の井上選手と共にバンタム級が盛り上がるような試合をして、この先、自分がRIZINのチャンピオンとして顔としてやっていくことを楽しみにしています」と、自分がRIZINバンタム級王者に就き、RIZINの“顔”になると宣言した。
迎え撃つ井上は「今回、ベラトールのチャンピオンクラスの選手と対戦できることを本当に感謝しています。こういうチャンスはめったに来ることがないので、RIZINの方々、アーチュレッタ選手にも感謝しています。ありがとうございます。そして今回しっかり勝って、次につなげるために勝っていきたいと思います。押忍」と、自分が王座決定戦へ進むと語った。
