新生KNOCK OUT初のメインを飾るのはKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者の鈴木千裕に決定
2023年3月5日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される『KNOCK OUT 2023 SUPER BOUT “BLAZE”』の全対戦カード＆試合順が決まった。
新体制となったKNOCK OUT初のビッグマッチであり、3月の立ち技ビッグマッチ3連戦（12日にK-1、26日にRISE）の先陣を切る今大会のメインイベント（第13試合）を飾るのはKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級3分3R延長1R、鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)vs.マルコス・リオス(アルゼンチン)。
『RIZIN』のMMAで5連勝中の鈴木が約1年2カ月ぶりにキックボクシングのリングに戻り、今年1月にGLORY世界フェザー級5位デニス・ウォシク（ドイツ）を破る番狂わせを起こしたマルコス・リオス（アルゼンチン）と対戦する。鈴木は23歳で11勝（9KO）1敗、リオスも23歳で69勝(40KO)2敗。
セミファイナル（第12試合）はKNOCK OUT-BLACK -58.5kg契約3分3R延長1R、龍聖(WIVERN)vs.ペットセーンセーブ・ソーヂョー.トーンプラーヂン(タイ)、第11試合はKNOCK OUT-REDフェザー級3分3R延長1R、小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)vs.ロンナチャイ・トー.ラミントラー(タイ)と、ムエタイの強豪選手をKNOCK OUTが誇るフェザー級の2人が迎え撃つ。
話題の木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Battle Box)の“ヒジ打ちあり”マッチ、クンタップ・チャロンチャイ(タイ/BTC GYM)とのKNOCK OUT-RED -72.0kg契約3分3R延長1Rは第10試合で行われる。
そして、KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級王者ぱんちゃん璃奈（フリー）のエキシビションマッチは、第8試合後の休憩明けに決定。対戦相手のXは今週中に発表される予定だ。
また、今大会より「KNOCK OUT-BLACKルール」が改定となる（2月10日付けで改定）。これまでREDルールとBLACKルールの相違点は「ヒジ打ちの有無」と「脇差しの有無」のみだったが、かねてから多くのファンや関係者より「わかりづらい」「もっと明確な区別があった方がいい」という声があったため、運営と審判部で協議した結果、「BLACKルール」を、いわゆる“ワンキャッチ・ワンアタック”のルールに改定。これまでOKだったタイオイルの使用も禁止となる。
これにより、REDルールとBLACKルールの相違点が、これまで以上に明確となることで、ファンにわかりやすい戦いを見せていくと同時に、今後ファイターたちが海外や他イベントへ出場する際に違和感なく戦うことができるような流れを目指していくのが狙いだという。
