攻撃力に定評のある横山（左）が元ラジャダムナン王者のペットサムイと対戦
2023年2月25日(土)東京・後楽園ホール『Krush.146』の前日計量＆記者会見が、24日（金）都内にて13：00より行われた。
セミファイナルのスーパー・フェザー級3分3R延長1Rで対戦する、横山朋哉（リーブルロア）はリミットちょうどの60.0kg、ペットサムイ・シムラ（タイ/志村道場/元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーライト級王者）は59.75kgで計量をパス。
続いての会見でペットサムイは「今回私はK-1 JAPAN GROUPの試合で2戦目となりますが、将来はK-1のタイトルマッチなどに参加できるように、是非ここで勝利を収めたいと思っています。私はこの試合のために減量もしっかりやってきましたし、自分の身体、自分の持っている武器を磨いてまいりました。それはこの試合に勝利するためですし、将来的にK-1のチャンピオンになりたいと思っていますので、この試合に全身全霊で臨んでおります」と、今回の試合に懸ける意気込み。
対する横山は「この試合が決まってから本当に相手選手も強豪で。もちろん僕は常に倒す気持ちを持って練習はしてきているので、いつも通り練習した通りにやれば絶対に倒せると思っている。それを信じて明日はやるだけです」と、いつも通り倒しに行くだけと話す。
2回目となるK-1ルールでどのような改良を加えてきたかとの質問に、ペットサムイは「前回の試合はK-1ルール、キックボクシングで戦うのが初めてだったのでちょっとドキドキしてしまいました。今回は前回の反省を含めて、そのルール内できちんと戦えるように練習も積み重ねてきました。ですので、今回はK-1ルールの中できちんと戦えると思います」と修正してきたという。
体格差もあり、横山のパワフルな打撃に耐えられる自信があるかと聞かれると「私も横山選手の戦いぶりを見せていただきました。そのファイトスタイルを見ても特に恐ろしいとは感じませんでした。私のスタイルをしっかり表現できれば勝利を収められるんじゃないかというふうに考えています」と自信を見せるペットサムイ。
一方、横山はこれが初めてのムエタイとの試合となるが「初めてなのでどういうアレなのか分からないですけれど、タイ人選手にも僕がどれだけ通用するのか楽しみですし、前回の試合も強豪のスタウロス選手とか、対外国人選手とできることを僕は望んでいたので、本当にどこまで通用するのかっていうのは今でも楽しみですね」と、自分を試すのが楽しみで仕方がないという様子。
ペットサムイは前回のK-1での試合で与座優貴を相手に判定まで粘っている。そのことは意識するかと聞かれた横山は「全く意識していないですね。ただ与座選手が倒せなかっただけで、僕は倒せると思っているし、スタウロス選手との試合を見てもらえれば分かると思うんですけれど、みんなが倒せなかった選手を僕は倒しているので。誰が倒したとか倒してないとか、そこは別に気にしてないです。ただ、今（ペットサムイが）僕が通用しないと言っていたのでちょっと楽しみですね。かましてやります」と、与座も倒せなかった相手を倒してみせるとし、相手の言葉でさらに火が付いたようだ。
最後にペットサムイは「K-1ファンの皆さん、私は明日しっかり戦いますし、非常に面白い試合になることは間違いないでしょう。そして、皆さんに私の勝利をお送りしたいと思います」、横山は「明日は何もさせずに圧倒して勝ちます」と、それぞれファンにメッセージを送った。
