【RISE】ムエタイ戦士を迎え撃つ大﨑一貴「バチバチ打ち合って僕が倒す」、田丸辰は「試合を楽しんでいれば結果はついてくる」

　2023年1月28日(土)東京・後楽園ホール『RISE 164』の前日計量＆記者会見が、27日（金）14：00より行われた。 　セミファイナルのSuperFight! スーパーフライ級（-53kg）3分3R延長1Rで対戦する、大﨑一貴（OISHI GYM/第2代RISEスーパーフライ級王者）は52.90kg、ムァンコーン・ブームデックシーン（タイ/Boomdeksean／Chomrom muayesan 108ポンド王者）は52.75kgで計量をパス。 　初来日のムァンコーンは「日本で試合が出来てとても嬉しいです。相手は15試合くらい負けてないらしいので明日は僕が倒します」と自信のコメント。迎え撃つ大﨑は「明日は今年一発目なのでしっかりKOで勝って、世界のベルトも狙っているので底へ向けてのいいアピールをしていこうと思います」と意気込んだ。 　大﨑は初めて目の前にしたムァンコーンの印象を「試合映像を見た感じではパンチとローでガンガン前へ来る選手で、今日見た印象は身体も大きいなと思ったので明日はいい試合が出来そうだと思いました」というもの。 　ムァンコーンはムエタイルールとは違うRISEルールについて「キックボクシングはヒジ打ちと首相撲がないですが、あまり変わりはないです。自分のスタイルはパンチとローなので全然問題ないです。勝ちます」と、全く問題ないとする。 　リングネームのムァンコーンには「龍のように大きくなる」という意味があると言い、「今回の相手RISE王者なので、僕が今回勝ったらタイトルマッチもやりたいです。ベルトが欲しいです」と、RISE王座を狙うとする。 　それを聞いた大﨑は「僕はベルトを獲ってから毎回王者として試合をしているので、負けたらRISEの王者としての価値が下がると思っています。だから毎回ベルトを懸けるつもりで試合をしてここまで勝ってきています。今回もそこは変わらない。いつも通りやって勝つ、ただそれだけです」と、タイトルが懸かっていようがいまいが同じ気持ちで戦うとした。 　最後にムァンコーンは「日本にいるファンの皆さん、タイ人の皆さん、僕に力をください。必ずタイに勝利を持って帰ります」と宣言し、大﨑も「明日の試合はスタイル的にも噛み合う試合になると思うので、バチバチ打ち合って僕が倒すので楽しみにしていてください。僕が勝ちます」と勝利を宣言した。 　第7試合のSuper Fight! -53kg契約3分3R延長1Rで対戦する田丸辰（TRY HARD GYM／RISEフライ級王者）は52.95kg、クンスックノーイ・ブームデックシーン（タイ/Boomdeksean/Chomrom muayesan 112ポンド王者）は52.35kgで計量をパス。 　初来日のクンスックノーイは「日本で試合が出来てとても嬉しいです。明日は頑張ります」とにこやかに挨拶。田丸は「明日は王者になって一発目の試合。初めての国際戦なのでワクワクしていて、一発目の試合って大切だと思うし見られると思うので、いい勝ち方をしたいと思います」と試合が楽しみだとした。 　初めてクンスックノーイを目の前にした印象を聞かれた田丸は「想像していたよりも小さかったのと、いい子そうだなって(笑)」と余裕の答え。 　クンスックノーイは初めてのRISEルールについて「明日の試合は自分の得意なムエタイルールではなくキックボクシングルールですが、自分の武器を活かすのは変わらない。得意のミドルキックを出していきます」と、特に変わらないとする。 　リングネームのクンスックノーイには「相手を一瞬で倒す」との意味があると言い、「自分の相手はRISE王者。今回勝ったらベルトを獲れるチャンスをいただければと思う」と、ムァンコーン同様に次はタイトルマッチで再戦したいという。 　これに田丸は「相手がどう思っているかは関係ない。自分がやりたいことをやってしっかり結果を出すだけです。勝ったらタイトルマッチだと言ってるけれど、僕が負けることはないので大丈夫です」と余裕の笑みを浮かべた。 　そして、クンスックノーイは「日本にいるファンの皆さん、タイ人の皆さん、僕を応援してください」とメッセージ。田丸は「今年一発目の試合ということで、しかも王者になってから一発目なので、初めてのことだらけでワクワクしています。前回の試合と同じく試合を楽しんでいれば結果はついてくると思っています」と、前回のタイトルマッチと同じく自分が楽しみたいと話した。