(C)ONE Championship
ONE Championshipで3連勝中のビクトリア・リー(米国)が死去した。18歳だった。
ONE Championshipは8日、SNSで「ビクトリア・リーが2022年12月26日に逝去しました。この悲報に際し、ONE Championship関係者一同、言葉にならないほどの悲しみを覚えております。ご逝去を悼み、この困難な時期に、彼女の家族と友人に心からお悔やみ申し上げます」と投稿した。死因は不明。
姉のアンジェラ・リー、兄のクリスチャン・リーの妹のビクトリアは、IMMAFジュニア世界王者、2度のパンクレーション・ジュニア世界王者、ハワイ州のレスリング王者となり、グラップリングのNAGAではキッズクラスから15度も優勝トロフィーを手にしている。2021年2月にONE ChampionshipでMMAデビュー。
初戦でスニサ・スリサン(タイ)に2R、リアネイキドチョークで一本勝ちデビューを飾ると、2021年7月にワン・ルーピン(中国)を1R 腕ひしぎ腕固めに極めて連続一本勝ち。2021年9月の前戦では、ヴィクトリア・ソウザ(ブラジル)を寝技で圧倒し、グラウンドでのヒジの連打でTKO勝ちで、3連勝をマークしていた。
Forever in our hearts and never forgotten. Rest in peace, Victoria ❤️ #ONEChampionship #WeAreONE pic.twitter.com/lDeEG2Tvmp
— ONE Championship (@ONEChampionship) January 13, 2023
2022年6月頃、ホノルルのミリラニ高校を卒業することに専念していたビクトリアは、「私が在学しながら戦っていたとき、学校やトレーニングのタイミング、宿題など、ジャグリング(複数のことを同時進行)するのは間違いなくかなり困難でした」と明かし、しばし、MMAから離れての再開に、「今は一日中ずっとトレーニングのためだけの時間が持てて嬉しい。今はトレーニングだけに集中できるようになり、より楽しい経験になりました」といい、2023年のバンコク大会での復帰を目指していた矢先の訃報だった。
ビクトリアの姉であるアンジェラ・リーは、インスタグラムに妹についてのメッセージを下記のように記している。
「2022年12月26日、私たちの家族は、家族が経験するべきではないことを経験しました……これを言うのは信じられないほど難しいです……私たちのビクトリアは亡くなりました。彼女はあまりにも早く亡くなり、それ以来、私たちの家族は完全に打ちのめされています。私たちは彼女がいなくて寂しいです。この世界で何よりも. 私たちの家族は決して同じではありません。人生は決して同じではありません。
ビクトリアはこれまで生きた中で最も美しい魂でした。彼女は世界で最高の妹でした。最高の娘であり、最高の孫娘であり、アヴァとアリアにとって最高の叔母でした。私たちはあなたがいなくて寂しいです。なぜならあなたの一部は私たち一人ひとりの中にあり、あなたが去ったとき、それらの破片は私たちから引き裂かれました。
どんな些細なことでもあなたのことを思い出します。太陽の光から夕日まで。あなたは私たちにシンプルなものの美しさを見ることを教えてくれました。あなたは私たちの明るい光でした。私たちの太陽の光でした。そしてそれは決して変わることはありません。あなたはあらゆる点で完璧、私が知っていた最高の人。内面と外面で最も美しい女の子。私たちはビクトリアを愛しています. あなたの成長を愛しています。時間の終わりまで」