【ムエタイスーパーファイト】現役ラジャダムナン王者とランカーが参戦、福田海斗も凱旋出場

2019年10月6日（日）名古屋国際会議場イベントホールにて『Suk Wanchai MuayThai Super Fight vol.6』の開催が決定した。 　同大会は年に一度、毎年名古屋で開催されるムエタイのビッグマッチ。これまでセーンチャイやムアンタイ、スーパーレックと言ったムエタイスター選手の出場に加え、セクサン、ルンキット、ロッタンなど超一流選手を日本へ招聘した実績を持つ「Suk Wanchai MuayThai Super Fight」が主催する大会だけに、今年の出場選手もビッグネームが名を連ねた。 　まず一番の注目はガオナー・PKセンチャイムエタイジム（タイ）の出場が決定。現在ラジャダムナン、ルンピニーともランキングに入っており、それ以上にタイ国内でのファイトマネーも20万バーツ（約70万円、ムエタイでは10万バーツが一流選手の証と言われる）近くとなっている正真正銘の“ヨード・ムエ”（超一流選手）。このところタイでの戦績も7戦5勝1敗1分けと好成績を残しており、タイで最も権威が高いとされる「タイ・スポーツマスコミ協会」の選出する“ムエタイMVP”の候補にも挙がっている。 『RISE WORLD SERIES」に出場中のセクサン・オークワンムアン（現ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者）には2勝1敗1分けと勝ち越しており、まさにタイを代表する選手の一人だ。ガオナーの所属する「PKセンチャイムエタイジム」の会長で、ムエタイ界では絶大な力を誇る“シアケー”ことソムチャイ氏は「SukWanchaiの興行ならば喜んでトップ選手を出すよ！」と日程を優先して出場を決めたという。対戦相手は日本国内のトップファイターを予定。 　さらに、現ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者サオトー・シットシェフブーントゥム（タイ）の参戦も決定。サオトーは双子の兄サオエークとともにタイの女性ファンが多いことで有名な選手。甘いマスクとは裏腹にサオトーもこのところ10戦7勝1敗2分けと好調で、最近ではラジャダムナン興行セミファイナルで強豪ゴーンサック・ソーサッターにヒジでKO勝ちしている。 タイのリングで活躍するムエタイ界のメジャーリーガー福田が約1年ぶりに凱旋帰国試合　そして日本を代表する純正ムエタイ選手、福田海斗（キング・ムエ）も地元大会として昨年に続き参戦が決定。昨年大会ではタイの人気ムエタイ中継番組「True4Uスックムエマンワンスック」のスーパーフライ級王座決定戦に臨み、強豪タナデー・トープラン49を判定で下し見事王座に就いた。福田はその後もタイで活躍を続け、最新のランキングではラジャダムナンのスーパーフライ級6位にランクインしている。タイの一流選手との対戦を予定。 　その他、数名のタイ強豪選手とも交渉中とのことで、日本人トップ選手も含めて豪華な布陣が予想される。 「Suk Wanchai MuayThai Super Fight vol.6」2019年10月6日（日）名古屋国際会議場イベントホールオープニングファイト開始13：00、本戦開始15；00（予定） ＜出場予定選手＞ガオナー ・PKセンチャイムエタイジム（タイ/現ラジャダムナンスタジアム認定ライト級4位、ルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級4位）サオトー・シットシェフブーントゥム （タイ/現ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者）福田海斗（キング・ムエ/現ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級6位）