【K-1】サッタリ「どんな相手であっても自分を止めることは出来ない」、森田奈男樹はジョムトーンに「KOで勝ちたい」、与座優貴と戦うエークピカートは「空手の技は全く恐れるところがない」

　2022年12月3日（土）エディオンアリーナ大阪『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN』の前日計量＆記者会見が、2日（金）大阪市内にて13:00より行われた。 　第16試合のクルーザー級3分3R延長1Rで対戦する、マハムード・サッタリ(イラン/TEAM OTA/ICF/K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント優勝)は87.1kg、ステファン・ラテスク(ルーマニア/SCORPIONS IASI/ISKA世界クルーザー級ジュニア王者)は89.0kgで計量をパス。 　続いての会見でサッタリは「現在メンタルもフィジカルもいい状態で万全のコンディションです。最高のパフォーマンスを見せたい」、ラテスクは「今回K-1に招待されたことを光栄に思う。明日は勝つだけだ」とそれぞれコメント。 　自分のどんなところをアピールしたいかと聞かれたラテスクは「準備は万端なので勝つだけだよ。今は試合に向けて集中している」と、とにかく勝つ姿を見せたいとする。それに対してサッタリは「以前から言っているように相手が誰であろうとやることは変わらない。自分がやるべきことをやって勝つ。それだけだ。どんな相手であっても自分を止めることは出来ない」と、デビュー以来現在20勝無敗の連勝記録を止めることは誰にも出来ないと言い放った。 　第11試合のスーパー・ウェルター級3分3R延長1Rで対戦する、ジョムトーン・ストライカージム(タイ/ストライカージム/ラジャダムナンスタジアム4階級制覇)は69.75kg、森田奈男樹(エイワスポーツジム/第4回JFKO全日本選手権軽重量級優勝)は69.75kgで計量をパス。 　9月大会で衝撃的なK-1デビューを果たしたジョムトーンは「2回目の参戦になります。また今回も前回同様応援よろしくお願いします」と笑顔で挨拶。白須康仁の欠場で急遽白羽の矢が立った森田は「今回初のK-1なので、明日はしっかりインパクトを残せるようにKOで勝ちたいと思います」と、百戦錬磨のジョムトーンにKOで勝つと宣言した。 　アビラルをKOして、現在K-1スーパー・ウェルター級王者の和島大海に最も近い存在と目されているジョムトーン。「明日は見ていてください。絶対に勝てると思います。自分は様々なルールで戦っているので勝つ自信は100％です」と、必勝の自信を持ちタイトル挑戦につなげたいとした。 　第10試合のライト級3分3R延長1Rで対戦する、与座優貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/極真会館2017年第6回世界ウェイト制軽量級優勝)は62.3kg、エークピカート・モー.クルンテープトンブリー(タイ/志村道場/元ラジャダムナンスタジアム認定スーパー・ライト級王者)は62.15kgで計量をパス。 　与座は「なかなか相手が決まらない中、試合を受けてくれて感謝しています。ただ、試合を受けたってことは自分に勝てると思って受けたと思っているので、そこは尊敬を込めてしっかり圧倒的に倒したいと思っています」と自信のコメント。対するエークピカートは「K-1は今回が初めてということでベストを尽くしていい試合をしようと思います」と謙虚に挨拶。 　この試合も空手vs.ムエタイという側面があるが、与座は「空手というよりも、K-1ルールの中でムエタイのリズムに付き合うと相手のリズムになってしまうので、明日は“ムエタイ無視”がテーマ。ムエタイに付き合わない作戦で行きたいと思います」と相手のペースにはのらないという。 　これにエークピカートは「自分はこの試合に向けて十分な練習を積んできました。やる気も十分です。空手の技は全く恐れるところがありません。なぜなら自分にはムエタイの経験が100戦以上あるので、明日は絶対に勝てると思う。緊張もしていないし、空手の技を出されて驚くこともありません」と、全く問題ないと答える。 　K-1 JAPAN GROUPに来てから4連勝、現王者の朝久泰央にもノンタイトル戦で勝っていることからタイトル挑戦は目前と見られている与座は「いつもは試合前に不安もありますが、今回は前回から凄い成長したのも実感していて、過信も慢心もなく本当に自信に満ち溢れている。それを明日の試合で見せられるだけの自信もあるので見ていて欲しいなと思います」と、この試合もクリアしてタイトル挑戦へ向かいたいとした。