【RISE×SB】小林愛三がEnfusion王者と王者対決「RISEが一番強い団体だってところを本気で見せたい」

　2022年12月25日（日）東京・両国国技館にて、RISEとシュートボクシングが協力して開催する『Cygames presents RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022』の記者会見が、11月7日（月）都内にて行われた。 　フライ級（-52kg）3分3R延長1Rで、小林愛三（NEXT LEVEL渋谷/RISE QUEENフライ級王者）がテッサ・デ・コム（オランダ/Fightteam Vlardngen/Enfusionストロー級王者）を迎え撃つ。 　小林は2015年2月にプロデビューすると、2018年7月にシュートボクシングの試合で敗れるまで13戦無敗を誇った。同年12月には伊藤紗弥を判定で下し、2019年11月にはWPMF世界女子フライ級王座を奪取。2021年4月にRISE QUEENフライ級正規王者となった。2022年3月にはベルギーでGLORY女子スーパーバンタム級王者ティファニー・ヴァン・スーストに挑戦。計4度のダウンを奪われKO負けとなったが、倒されても前に出る続け“大和魂“を見せつけ会場を沸かせた。7月にはイ・ドギョンに圧勝している。戦績は17勝（3KO）5敗4分。 　コムは今年9月にEnfusionストロー級（-52kg）王座に就いたばかりの22歳。戦績は14勝1敗1分。EnfusionもRISEと同じくGLORYと提携しており、この試合はGLORYvs.RISEの対抗戦“RIVALS”の一戦として行われる。 　小林は「vs.GLORYは（RISEが）勝ちがとれていない状態で悔しい気持ちでいっぱいです。今回はヨーロッパの王者とやらせてもらえるので将来的にGLORYで52kgのタイトルを作ってもらえる試合をしたいです。そしてGLORYのベルトを巻いたらRISEで戦い続けて、ティファニーにリベンジしたいと思っているので落とせない一戦だと思っています」と、ティファニーへのリベンジを果たすまで負けられないとした。 　対戦するコムの印象は「すぐに映像を見ましたが、パンチから蹴り、蹴りからパンチがつながって、気持ちが強い選手。その映像では相手の背丈が高くてリーチがある選手なのにしっかり距離を潰して勝っていました。そこは相当強くないと距離を潰すのは難しいと思うのでレベルの高い相手だと思います」と強敵だと認識しているようだ。 　GLORYに乗り込んでティファニーと戦ったことにより、「今のスタイルではダメだと叩き潰されて分かりました。新しいことを取り入れないとダメだと。でも気持ちの強さとか、結果は出なかったんですが体感として言えるのはトップを獲れると思ったので、それをRISE QUEENとしてベルトを持ち続けながら証明していきたいと思っています」ということが分かったと言い、「戦い方を見直した部分と、現段階の世界ナンバーワンとやったのは大きい経験でメンタル面も違う」ことが今回の試合で活かせるのではないかとした。 「倒すためにやっているのでしっかり倒したい」とKOを狙うと言い、「さっきの会見で他団体の王者（シュートボクシングのMISAKI）にRISEの女子より自分の方が面白いと言われたのがカチンときたので、RISEが一番強い団体だってところを本気で見せたいと思います」と、シュートボクシングの女子にも試合内容で負けないと怒気をはらんだ声で宣言。 　そして「vs.GLORYで必ず勝ちを獲りたい」とRISEに勝利をもたらしたいと語った。