プロ4戦目を迎える那須川天心の弟・龍心。前回のTKO勝ちで自信を付けた
2022年10月15日(土)東京・大田区総合体育館で開催される『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2022』の記者会見が、9月9日(金)都内にて行われた。
フライ級3分3Rで那須川龍心(TEAM TEPPEN)vs.吉田亮汰朗(BK GYM)が決定。
那須川は2021年RISE Nova全日本大会-55kg級トーナメント優勝、Stand Up Aクラストーナメント-55kg級優勝、2021年RISE NovaジュニアAクラストーナメント-50kg級優勝などアマチュアで経験を積み、今春から高校生となって4月のRISEでプロデビュー。笠原直希に判定勝ちして白星で初陣を飾った。しかし、6月の『THE MATCH 2022』ではK-1の大久保琉唯に判定で敗れ初黒星。8月の平山龍馬戦からフライ級に階級を下げ、TKO勝ちで再起を果たした。
吉田は中村寛と同門で1勝2敗の戦績。「中村とファイトスタイルが似ている。油断のできない相手」(伊藤隆RISE代表)だという。今回がRISE初参戦。
会見には那須川のみ出席し、「この前の試合に勝った後で大田区に出たいと言いましたが(試合後にマイクで出場をアピールした)、出られて嬉しく思います。普通にやって普通に盛り上がることもなく圧倒的に勝ちます」と、盛り上がる間もないほど圧倒的に勝つと宣言。
吉田の印象は「けっこうパワーもあるし、身体もデカい」と評する。前回初めてフライ級で試合をして「51.5kgは適正で合っていると思いましたね。自分の完成度は理想には近付けていないので、そこを目指していきたいと思います」とし、「この少ない試合まであと1カ月ちょっと、その期間でも進化した姿を見せられればと思っています」と前回の試合よりもさらに進化した姿を見せたいと誓った。
また、吉田からは「今回初のRISEでワクワクしています。最高に盛り上がる試合をします。名前を知ってもらえる試合をします」とのコメントが読み上げられた。