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【K-1】玖村将史と対戦するムエタイ6冠王コンペット来日「日本のファンの皆さんに感動してもらえるような試合をする自信はあります」

2022/09/08 22:09
【K-1】玖村将史と対戦するムエタイ6冠王コンペット来日「日本のファンの皆さんに感動してもらえるような試合をする自信はあります」

佐藤嘉洋が「本物中の本物」と太鼓判を押すコンペット。K-1でのその実力を発揮するか(C)K-1

 2022年9月11日(日)横浜アリーナ『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~』の第16試合-56kg契約3分3R延長1Rで、玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)と対戦するコンペット・シットサラワットスア(タイ/Sitsarawatser Gym)が来日、公開練習を行った。


 公開練習ではシャドーから2分1Rのミット打ちを披露。気合いの入った雄叫びを上げながら、ウィラサクレック会長の持つミットにパンチ、キック、ヒザ蹴りを叩き込み、順調な仕上がり具合を見せつけた。

 7歳からムエタイを始めたコンペットだが、17歳の若さで初タイトルを獲得。以来、ルンピニー・スタジアムでの2階級制覇をはじめ、計6本のベルトを手に入れてきた。そんなムエタイでの実績抜群のコンペットでも、「とてもワクワクしていますし、とても嬉しく思っています。K-1に出られることは名誉なことだと思っていますので、今は嬉しい気持ちでいます」と、初参戦となるK-1に向けて気持ちが高ぶっている様子。

 K-1を「世界レベルの格闘技の試合」と考えており「長い間ムエタイをやってきまして、経験も豊富ですし、その中でチャンピオンになったこともありますが、今回のK-1の参戦というのは新しい挑戦として捉えています」と、参戦すること自体に非常に意欲的だ。 


 華麗なテクニックで知られているコンペットだが、タイでは“天才”とも称される存在だ。「全ての技を使いますし、攻めることもできますし、防御もできますし、接近した戦いも離れた距離での戦いも、両方できるスタイルだと思っています」と、自分でもオールラウンダーであることを自負している。特に得意にしている技が「右の蹴りと右のパンチ」だという。

 試合が決まってからの2カ月間、K-1ルールへの適応にも取り組んできた。特にパンチのコンビネーションに力を入れてきたそうで、「自信もつきましたし、日本の皆さんが印象に残るような試合をしたいと思います」と、その天才ぶりの発揮にも期待がかかる。

 対戦相手の玖村に関しては、「凄く強い選手だと思っています。特にパンチのコンビネーションがいい選手だと思っています」と、その戦力もきっちりと分析。しかし、「パンチとキックを自分のタイミングで出せれば勝てると思っています」と、攻略するイメージもできている。


「自分の力を出し切ることができれば、日本のファンの皆さんに感動してもらえるような試合をする自信はあります」と、K-1スーパー・バンタム級タイトル戦線にいる玖村を相手にしても、そのテクニックで日本のファンも魅了するつもりのようだ。

「K-1のチャンピオンになること」がコンペットのK-1での目標だ。「K-1というのは世界レベルの大きな大会だと思っているので、その大会でチャンピオンになりたいと思っています」と、大舞台で自分の実力を証明したいという野望も持っている。

 今大会には玖村と王座決定トーナメントの決勝戦を戦い、K-1スーパー・バンタム級王者となった金子晃大も参戦する。「この階級のタイトルに挑戦したいという気持ちももちろんありますので、そういう機会があれば金子選手ともやってみたいと思います」とコンペット。玖村との試合が、王者を目の前にしての大デモンストレーションとなるのか。

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