メインでヤン・ジヨンとの対戦が決まっていた朝倉海が負傷欠場
2022年7月2日(土)沖縄アリーナ『RIZIN.36』のメインイベントに出場が決まっていた、朝倉海（トライフォース赤坂）が欠場することが発表された。
朝倉は右第2中手骨骨折後変形治癒偽関節による激痛があり、競技が不可能な状態で緊急手術が必要との診断を受け、直前まであらゆる治療を受けて試合出場に向けて調整をしていたが、ドクターストップによる欠場が決まったという。
これにより、ヤン・ジヨン（韓国）の対戦相手は朝倉の盟友でもある昇侍（KIBAマーシャルアーツクラブ）がスクランブル出場することになった。朝倉vs.ジヨン戦は61.0kg契約だったが、この試合は66.0kg契約で行われる。
朝倉は主催者を通じて「「今回、拳の負傷により欠場させていただくことになりました。RIZIN関係者の皆様、対戦予定だったヤン・ジヨン選手本当に申し訳ございません。そして、僕の復帰戦を楽しみにしてくれていたファンの皆さんにも本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。去年の大晦日に痛めた右の拳を試合に向けた練習の中で再び痛めてしまい、試合に出場するために注射や麻酔で痛みを抑えながら練習を続けていたのですが、直前で更に悪化してしまいました。手術する以外は治す方法がないと診断され、今後のことも考えて欠場させていただくことになりました。直前の発表となってしまい誠に申し訳ございません。治療に専念し万全な状態で再びリングに戻れるよう努めたいと思います」とのコメントを発表。
昇侍は「今回このようなカタチで急遽の出場となりますが、とにかく試合に集中して、覚悟をもって全力で闘います。応援よろしくお願いします」との決意を語っている。昇侍は3月の『RIZIN LANDMARK vol.2』で鈴木博昭にTKO負けを喫し、鼻骨を骨折して手術を受けてからの再起戦となる。
また、対戦カード変更によって試合順も変更となり、セミファイナルの鈴木博昭（BELLWOOD FIGHT TEAM）vs.平本蓮（THE PAN DEMONIUM/ルーファスポーツ）がメインイベントに繰り上げ。昇侍vs.ヤン・ジヨンは第9試合となった（当初の第9試合、カイル・アグォンvs.山本空良は第10試合に繰り上げ）。
