K-1のTシャツを着て会見に出席したオースティン。再来日が待たれる
2022年6月25日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催された『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ～RING OF VENUS～』の一夜明け会見が、26日（日）都内にて行われた。
第15試合の日本vs世界・3対3女子-53kg契約3分3R延長1Rで、☆SAHO☆（闘神塾）と激闘を展開して判定3-0（30-28×2、29-28）で勝利したジェシンタ・オースティン(オーストラリア）が会見に出席。前夜の試合を振り返った。
「試合内容は想定した通り。危険が伴う試合でハイペースな試合になった」と自分でも激闘だったと振り返るオースティンだが「あざが残ったくらいでダメージもそんなになく楽しかった」とタフぶりを発揮。
☆SAHO☆については「彼女はタフでガツガツ来るのは分かっていた。そして実際にそうなった。ダウンを取ったが彼女は必ず立ち上がってくる、すぐに勢いが戻って苦労するだろうと思っていた」と、そのタフさを称えた。しかし、☆SAHO☆が再戦を望んでいることを伝え聞くと「判定決着だったがダウンを奪って勝ったので再戦する理由はない」と突っぱねた。
同じ階級の王者であり、スパーリングパートナーでもあったKANAの試合について聞くと「会場でたくさんの応援を受けていたし、見応えがある試合だった。でも、KANAが勝つという感覚はあった」とKANAの勝利を予想していたという。
会見にはK-1のTシャツで出席し、「（KANAのスパーリングパートナーとして）初来日した時から気に入っていて愛用している」とK-1が好きだというオースティン。このままK-1で戦い続けていけばいずれKANAとの対戦もあるがと聞かれると「将来的なことは分からないし、すぐにそうなるとは思えないが、そういうことが起きるとは考えています」と、いずれKANAと対戦することもあろうだろうと語った。
