【K-1】菅原美優がサウナで“整えて”決戦へ「好きなものは獲られたくないし、だから負けたくない」

　2022年6月25日（土）国立代々木競技場第二体育館にて開催されるK-1初の女子大会『K-1 WORLD GP 2022～RING OF VENUS～』で、「K-1 WORLD GP初代女子アトム級王座決定トーナメント」の大一番に臨む菅原美優（K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ）。 　決戦まであと3日。菅原はサウナと温泉で追い込みの疲れを癒し“整えた”。フィジカルトレーニングの成果で通常体重が46kgから47～48kgに増えたが、練習が終わると女子アトム級のリミット（-45kg）まであと1kgほどだということで、減量の心配がほとんどないためステーキもたいらげた。 （写真）朝9時から昼間は美容師として働く菅原（C）K-1　そんな菅原の1日密着映像がK-1の公式YouTubeチャンネルにて公開された。昼間は美容師として働き、撮影などの取材を終えて夕方にはジムへ。先輩であり、当日のメインイベントで女子フライ級王座の防衛戦に臨むKANAとのプチ対談も。 　その後は自宅へ。両親へのインタビューも行われ、同じ空手道場に通っていた父は「負けず嫌いで根性はあった。小さいなりに痛くて泣いたりはあまりしない。必死こいてやっていた」と、菅原は幼い頃から負けず嫌いな性格だったという。 （写真）メインを務める先輩KANAとは、閉会式で一緒にK-1のベルトを巻いて写真に収まると誓い合う　菅原は「いつもヘラヘラしている」との声に「負けず嫌いだからヘラヘラしている。辛い顔も人には見せたくない。だからしんどい時も笑っちゃう。弱い部分を見せたくなくて。ビジュアル先行だとか言われても笑ってヘラヘラ気にしないふりはしているんですよ、いつも。アンチの皆さん、しっかり傷ついているので(笑)」と、つらそうな顔を見せたくないから笑っているんだと打ち明ける。 　最後にはK-1王座についてのアツい想いを語る菅原。「真っ直ぐ見てここまで来たので、誰よりもここだけを見て憧れている自信があるので。やっぱり好きなものって負けたくないじゃないですか。好きなものも獲られたくないし。だから負けたくないですね、絶対」と、K-1のベルトは誰にも渡したくないとする。 「K-1しか見てこなかった。初めて憧れた、キラキラして見えたというか。プリキュア見ても全然ときめかないし、アバレンジャーも好きだったけれど変身の真似とかはしてなかったと思うし。唯一K-1だけはリングの上がキラキラして見えたというか。それからずっと好きなんです。変わらず。今の自分があるのはK-1に会えたからだと思うので、臭く言うと夢と希望をもらったので、次はK-1に恩返ししつつ私がリングに立つことで当時の私くらいの小さい子に夢とかあんな風になりたいと思ってもらえたらいいなって感じですね」と、K-1というステージが夢の舞台だったと語り、今度は自分が目標とされる存在になりたいと語った。