国内ラウェイを代表する東が参戦、地元の吉瀧と対戦する（C）FOS
2022年7月10日（日）富山・クロスランドおやべ メインアリーナ（富山県小矢部市鷲島10）にて『LETHWEI×UNBEATABLE 北陸大会』の開催が決定した。ラウェイとアンビータブルのコラボ興行・第4弾大会は今年3月27日の大阪大会に続く全国普及プロジェクトとしては第2弾となり、北陸には初上陸。
ラウェイはミャンマーの伝統格闘技でグローブは着けず拳にバンデージのみを巻き、パンチ、キックはもちろんヒジ打ちや頭突きも認められる“地上で最も過激な格闘技”。アンビータブルはオープンフィンガーグローブ着用で、ラウェイとほぼ同じルールで行われる。
ラウェイルール3分5Rで東修平（AACC)が吉瀧光（KINGLEO・富山)と対戦。
東は2007年11月にプロデビューし、DEEP、GRACHANといった総合格闘技団体でMMAファイターとして活躍。2017年からはラウェイの試合にも定期的に挑戦。バチバチの殴り合いで会場を沸かせている。2021年7月のラウェイ戦では高木亮に2度のダウンを奪われるも頭突きで逆転KO勝ち。2022年2月にはRISEのオープンフィンガーグローブ大会『RISE FIGHT CLUB』に参戦して山口裕人に敗れたものの、激闘を展開して大いに盛り上げた。東は「ラウェイの魅力は絶対逃げに入れないこと。自分のスタイルを信じて貫き通すしかない舞台です。血塗れになっても、心は折れない。俺は勝つ」とコメントを寄せている。
対する吉瀧は富山県氷見市出身で、2018年11月にプロデビュー。これまでキックボクシングで1勝（1KO）1敗2分、MMAで3勝（2KO）無敗の戦績。3月の大阪大会でラウェイルールに挑み、無効試合となっている。吉瀧は「日本ラウェイ界をけん引してきた一人、東選手と試合させていただきありがとうございます。僕と東選手の試合に時間切れの引き分けはあり得ません。ラウェイ史に残るど突き合いを約束します！」と宣言している。
アンビータブルルール5分2ラウンドでは、弘胤（小浜道場）と小清水涼太（KINGLEO・富山）が対戦。
弘胤は兵庫県尼崎市出身で、3月大会でプロデビュー。アンビータブルルールで平綿由政（KICK-DIET吉野町）に3-0で判定勝ちしている。この試合へ向けて「北陸大会、楽しみです。盛り上げますのでよろしくお願い致します！」とコメント。
小清水は富山県氷見市出身で、2019年11月にプロデビュー。キックボクシング戦績は1勝（1KO）1敗。「俺の一発は重い。今はそれだけ」とコメントしている。
主催者の清水覚男代表は「株式会社ファーストオンステージが昨年、北陸の地石川県に移転したのをきっかけに地元北陸を拠点に活動している選手に試合を行う機会を増やしていきたい、北陸から世界へ羽ばたける選手を育てたい、そう感じていました。微力ながら普段お世話になっている北陸の地で地域活性化のご協力できればと思い北陸大会を開催させて頂くことになりました。開催にあたり、富山、金沢のジム、関係者の皆様のご協力に熱く感謝しております。今回が北陸第一回大会になりますが、今後継続して開催していきたいと思っています。
今大会では地元北陸の選手に出来るだけ多くの試合の機会をつくりたいと思い、ラウェイ公式ルール・アンビータブルルール以外にキックボクシングルールも数試合行います。キックボクシングを中心に練習を行っている地元選手に地元北陸開催のリングに上がって頂き、地元のファン・ご家族、友人の方々の前で戦ってもらいたいと思いキックボクシングルールも取り入れさせて頂きました。今後も1人でも多くの北陸の選手にリングで戦う機会をつくり、世界チャンピオンを北陸の地から出せるよう運営側として活動して参ります」とコメントしている。
今大会は全9～10試合を予定している。
