フジテレビとの交渉をしていた榊原信行DFW代表が事情を説明
2022年6月19日（日）東京ドームで開催される『THE MATCH 2022』に関する緊急記者会見が、5月31日（火）都内にて行われた。
会見で実行委員会の榊原信行ドリームファクトリーワールドワイド代表は、正午過ぎに発表されたフジテレビの放送見送りについて「いくつかの要因が考えられると思います。現時点での回答は、何が最終的な原因になったのか、そこは明確になっていない」とし、フジテレビから突然今日の午前中に内容証明を送る、放送は中止するとの連絡があり、そこから15～20分後にネット上に放送中止の発表がされたという。
榊原DFW代表は「徹底的な身辺調査を含めて反社チェックが個人、スタッフ関係各位に行われまして、もちろんないことが認識できたのでフジテレビは引き続き放送をするとのことでした」とも説明した。
「ハッキリ言っておきますが、経済的な条件で折り合わなかったわけではないです」とも言い、現時点では何がフジテレビが中止にした決め手になったのかは分からないとした。
そのうえで榊原DFWは「もう1回戻ってきて欲しい」とフジテレビに呼びかけ、「私が抜けるのが条件なら抜けます。フジテレビが納得する形に変えますよ。形を変えることでこれなら放送できるよって形を作り出せるようにこの場でお願いしたい」と、実行委員会をフジテレビが望む形にしてもいいのでもう一度放送を検討して欲しいと呼びかけた。
また、会見に同席した伊藤隆RISE代表、中村拓己K-1プロデューサーも含めて6月19日の大会は予定通り行うと断言した。
