【ムエローク】女子世界四冠を狙う伊藤紗弥が気迫のミット打ち、髪はさらにショートに「素晴らしいムエタイが見られると思います」

元々ショートだった髪型をさらにショートにした伊藤紗弥。気合いが入った様子の練習を公開した（C）尚武会

　2022年5月15日（日）東京・八王子富士森体育館で開催される『ムエローク2022』にて、女子ムエタイ世界三冠王の伊藤紗弥（尚武会）がナムワン・ソーコンクラパン（タイ）とIPCC（インターナショナル・プロフェッショナル・コンバット・カウンシル）世界女子アトム級タイトルマッチを行う。

（写真）昨年11月にはBOMでの2階級制覇にも成功している伊藤

　伊藤はWPMF・WMC・WBCムエタイと女子世界王座の三冠を制覇しており、今回獲得に成功すれば世界四冠王となる。対戦相手のナムワンは20歳で71戦51勝のキャリアを持ち、ムエタイの殿堂ルンピニースタジアムにも出場している。スタイルはテクニシャンタイプ。

　そのナムワンのミット＆サンドバッグ打ち動画が、大会を主催する尚武会の公式YouTubeチャンネルにて公開された。サンドバッグでは強いストレート連打とヒジを叩き込み、ミットでは流れるようなヒジ打ちからのヒザ蹴り、ストレートの連打から右ミドルキックを連打するナムワンは、伊藤よりもスピードがあるように見える。

　動画では伊藤も負けじとサンドバッグ＆ミット打ちを公開し、得意の右ミドルをはじめヒジ打ちからヒザ蹴りさらにヒジ打ちへのコンビネーション、左ミドルとヒジ打ちの連打。「5月15日、八王子の富士森体育館でムエロークがあります。素晴らしいムエタイが見られると思うので、ぜひ皆さん応援に来てください」とメッセージを送った。