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【KNOCK OUT】小笠原瑛作が『ONE Friday Fights』常連ムエタイ選手とOFGで対戦、日本人初のONEムエタイ世界王座奪取を目標に掲げる

2024/05/09 22:05
 2024年6月23日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催されるKNOCK OUTのビッグマッチ『KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT“BLAZE”』(U-NEXT配信)の第一弾対戦カード発表記者会見が、5月9日(木)都内にて行われた。  KNOCK OUT-REDフェザー級王者・小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)がデーングリアングライ・シンマーウィン(タイ)とスーパーファイトのKNOCK OUT OFG-RED -58.5kg契約3分3R延長1Rで対戦する。  小笠原はジュニアキックで活躍後、2011年7月にプロデビュー。2013年5月にプロ9戦目でREBELS-MUAYTHAIフライ級王座を獲得したのを皮切りに、REBELS52.5kg級王座、ISKA K-1ルール世界バンタム級王座、KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王座、同フェザー級王座を次々と獲得。2023年3月には2022年ムエタイMVPでルンピニースタジアム3階級制覇を達成しているロンナチャイをダウン寸前まで追い込む完勝を収めた。  8月に『ONE Friday Fights』に初参戦するとヨッドウィッタヤに31秒でKO勝ちしたが、11月のOFGマッチでウィンに延長戦で敗れ、12月のONEでもチョーファーにKO負けと連敗。しかし2024年4月にソーンスックノーイを判定で破り、ONEで2勝目をあげた。サウスポーから放たれる左ストレート、左ミドルキックが得意。戦績は44勝(22KO)8敗1分。  デーングリアングライはタイラット・ミニフライ級王者のサウスポーで、戦績は85勝(22KO)19敗1分。『ONE Friday Fights』には2023年2月から出場し、ソンチャナとアピワットに連勝も、その後はアピワット、サミンダム、モンコルゲーウに3連敗してONEでの戦績は2勝3敗。  山口元気KNOCK OUT代表は「本人がONE王者になりたいと希望しており、KNOCK OUTとしてもONEに快く送り出したい気持ちあるのでONE継続参戦している選手を選びました。パンチ、ヒジでKOが多い好戦的なタイプの選手です。ONEに繋がる試合ということでこの試合を組みました」と、カードの意図を説明。  小笠原は「久々に日本で試合が出来ることを嬉しく思っています。僕はONEムエタイでベルトを獲ることがひとつの目標となっています。クロスポイント吉祥寺でタイの先生に教わっていて、ムエタイでトップを目指したい。ルンピニーからもラジャダムナンからも最強が集まってベルトを持っているのがONEなので、そこを獲りに行くのが目標になっています。武尊選手や野杁選手が本戦契約していますが、ムエタイルールで本戦契約してベルトを獲ってる日本人がいないので、その道筋を僕が作ってベルトを獲ります。ONEで活躍している選手をホームリングで倒してONEにつなげていきたいと思います」と、ONEムエタイの世界タイトルに照準を絞っていると表明した。  対戦相手については「僕も戦ったことがあるワンチャローンにも勝っているので、前にガンガン来るタイプ。ワンチャローン戦(2017年6月=小笠原がKO勝ち)から時も経って成長しているので、実力をここで見せたいと思います」とする。 「KNOCK OUTなので倒すところを見せます」とKO決着を誓い、「今回は追い込まれません(笑)。ONEでKO負けして自分が信じられなくなっていた部分もあったけれど、ONEムエタイのベルトを獲れるのは自分しかいないと思うし、自分もそう思っているし、みんなも信じて付いてきてもらいたい。僕がKNOCK OUTを引っ張ってONEムエタイのベルトを獲ればジムもホームも大きくなると思うので、付いてきて欲しいと思います」と、自分を信じて期待して欲しいと語った。  そして「世界の頂点であるONEに道筋を作る、ムエタイルールの小笠原瑛作を見て欲しいと思います」と、ここからが本格的な“ONE侵攻”の始まりだと告げた。
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