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【DEEP】フライ級・杉山廣平が原虎徹に一本勝ち! 銀GSBが橘川尋貴からダウン奪う判定勝ち、コマネチゆうたが判定勝ち=DEEP NAGOYA 1st

2023/04/16 15:04
DEEP NAGOYA IMPACT 2023 公武堂ファイト1st ROUND 速報 2023年4月16日(日)刈谷市産業振興センター あいおいホール1st ROUND 12:30 開場/13:00 開始2nd ROUND 試合リポートPIA LIVE STREAM 配信 ▼DEEP フライ級 5分3R〇杉山廣平(パラエストラ柏)[2R 3分25秒 リアネイキドチョーク]×原 虎徹(CAVE)  杉山廣平(パラエストラ柏)は、MMA12勝8敗の27歳。セコンドには『ROAD TO UFC』フライ級出場が決まっている同門の鶴屋怜がつく。  岡崎のスプラッシュ時代に木部亮代表から学んだ柔術・打撃をベースにパラエストラ千葉ネットワークでレスリングも強化。2021年9月に柔道強豪の駒杵崇大に判定勝ち後、本田良介にもダウンを奪う判定勝ち。しかし、2022年9月のフライ級GP1回戦で福田龍彌に判定負けしている。  その福田と本田がGPで決勝進出を決めていることからも、杉山が実力者であることは計り知れるが、2022年12月の前戦・DEEP OSAKAで柴田“MONKEY”有哉に2R 三角絞めに敗れ、戦績としては2連敗中。  3月6日の「FINISH」では掌底ありのIREコンバット柔術ルールで村田卓実と対戦し、オーバータイムの末に勝利。あらためて組み力を示した。愛知県知立市出身の杉山としては、隣町の刈谷市での地元大会で白星を掴みたいところ。  対する原虎徹(CAVE)は、MMA3勝4敗の25歳。4歳から極真空手を習い、キックボクシング、柔術、ボクシング、レスリングも修得。第2回U-15ボクシング全国大会、第1回ジュニア修斗-44kg(2011年9月)、全日本新空手道選手権大会など数々の大会で優勝。  2020年2月のDEEPフューチャーキングトーナメントを制し、2020年9月にプロデビュー。初戦は“エビ中ファイター”日比野純也の粘り強いテイクダウンを断ち切り判定勝ち。2戦目では「朝倉未来1年チャレンジ」出身のヒロヤも完封して2連勝。  しかし、2021年7月に柔道出身の強豪・吉野光にスプリット判定で惜敗。その後、2022年2月にボンサイ柔術の内山拓真にスプリット判定負け。7月に風我に判定負け、8月に伊藤裕樹に判定4-1と接戦を落としている。しかし、2022年12月の前戦では元PANCRASE王者の小川徹に1R TKO勝ちで金星を掴んだ。  同世代ながら戦績ではPANCRASE時代に猿飛流や後藤丈治に勝利している杉山が経験では上。しかし、原も打撃の破壊力に加え、レスリングの強化で組みを混ぜた打撃の進化が著しく、課題の寝技でコントロールされない強さを見せれば、熱戦になることは間違いない。注目のフライ級で“第2グループ”から抜け出すのは、杉山か原か。  1R、サウスポー構えの原が先に詰めて中央に。オーソの杉山は原の左右に右で応戦も、原の回転速い左右に腰が落ち、両手をマットに着いてしまう。すぐに立ち、足を手繰る杉山にがぶる原。杉山は立ち上がり際でヒザも「グラウンド状態」でイエローカードが杉山に出される。  再開。シングルレッグに入る杉山は回してテイクダウン! ギロチンチョーク狙いから解除して上体を金網に立てようとする原はネルソン。しかし首抜く杉山が原を横に寝かせてハーフから細かいパウンド。ディープハーフで潜る原の脇腹にこつこつパンチ。金網使い上体立てる原はケージを蹴って前転も、杉山はその首にアナコンダチョーク。原はすぐに首をずらしいて腹ばいになる。  2R、早々に右を差して金網まで詰める杉山だが、突き放す原。すぐに詰める杉山は原に打撃をさせずスタンドバックから背中に乗ろうとするが、原は頭を下げて前方に落としてスタンドに。右インローを突く杉山。  テイクダウンプレッシャーをかけて金網に詰めると組んでボディロックから後方に引き込み。正対を試みる原にそれをさせず、バックテイク。両足を伸ばさせると、4の字ロックからリアネイキドチョーク! 凌ぐ原がうつ伏せになったところでタップ。一本勝ちした杉山は「刈谷大会という地元で初めて試合が出来てめっちゃ幸せです。いまいちDEEPでは一歩届かないところがあって、これで勢いつけて一皮剥けたと思うので、またDEEPで上の方に行きたいと思います。また刈谷大会やってください。お願いいます」と語った。 [nextpage] ▼DEEP フェザー級 5分2R〇銀・グラップリングシュートボクサーズジム(グラップリングシュートボクサーズ)[判定3-0] ※20-18×2, 20-17×橘川尋貴(イギーハンズ)  銀は、3月のDEEP名古屋大会で今村滉にマスト判定で敗れたものの、2022年11月の前戦でWARDOG第3代フェザー級王者の拓MAXに2R、右ストレートでダウンを奪いTKO勝ちを収め、MMA3勝1敗に。  対する橘川尋貴は、MMA9勝3敗1分。ZST時代に関鉄矢とフェザー級王者決定戦を戦ったグラップラー。リング下への落下によるアクシデントで試合途中のスプリット判定で敗れたが、その後、約5年のブランクを経て、2022年9月にDEEPで復帰。浜松大会で樋沼朝光にワンツーでダウンを奪ってのラッシュで2R TKO勝ち。11月の前戦ではDEEP TOKYOで海飛に勝利している強打の佐藤勇駿にスプリット判定で勝利している。長身で組みも強い静岡の橘川か、GSBの名を冠する愛知の銀か。  1R、ともにオーソドックス構え。橘川は左ロー。詰める銀も左ローを当てる。左ジャブを突く橘川。かわす銀に、左インロー。さらにジャブも詰める銀が右ロー、左インロー。  橘川は遠間からジャブで牽制。左ボディから右はまだ遠い銀。右ローを当てると、橘川がヒザ着きのダブルレッグも切る銀。今度はケージを背負わせてダブルレッグも差し上げる銀が左をかち上げ離れる。左ジャブを突く銀は左インローも。互いに慎重な展開。  2R、中央を取る銀に橘川がシングルレッグも切る銀が右ロー。橘川も左インローを返すが、右カーフを狙う銀は左アッパーから右を狙う。これはさばく橘川だが、銀は左ロー。  ここで橘川の右肩にドクターチェック。再開。  ステップ踏み左インローを当てる銀。橘川もジャブ・ローも遠い。右ローを突く銀は右フック。その内側から左を狙う橘川、ともに当たらず。橘川は左ジャブを下から。銀はワンツーから右ロー。左ジャブを返す橘川は左ヒザも突くが、かわす銀は「残り時間1分」のコールに、右から左でダウンを奪うと、すぐに立つ橘川に再び左! ダブルレッグテイクダウンで足を手繰る橘川は銀に背中をつかせて押し込みパウンド狙いも、銀が腰を切って避けてゴング。判定3-0で銀が勝利した。 [nextpage] ▼DEEP ライト級 5分2R〇コマネチゆうた(Y&K MMAアカデミー)[判定3-0] ※20-18×3×太田将吾(NEXSPORTS) [nextpage] ▼DEEP バンタム級 5分2R〇高瀬一平(マーシャルアーツクラブ中津川)[2R 1分26秒 リアネイキドチョーク]×三ツ塚勇介 (EVERMOVE) [nextpage] ▼51kg契約 5分1R〇マユミ・グラップリングシュートボクサージム(GSB大須MACS)※大野真由美[1R 3分04秒 ヒザ十字固め]×高田暖姫(AACC) [nextpage] ▼STC マスターズファイト 73kg 2分2R△浅川卓也(ネックススポーツ)[ドロー]△木村 篤(GSB大須MACS) ▼DEEP バンタム級 5分2R 〇田口貴親(阿修羅)[判定3-0]×下村哲幸(NEXSPORTS) ▼DEEP フライ級 5分2R〇オサモリチャードソン (グラップリングシュートボクサーズ)[2R 2分10秒 リアネイキドチョーク]×岩堀徹大(格闘技道場ブレイヴ) ▼DEEP バンタム級 5分2R〇野木崇政(禅道会駒ヶ根道場)[判定3-0]×三郎(西三河格闘会) ▼DEEP フェザー級 5分2R〇ケビン・ギノザ(SPLASH)[1R 1分13秒 TKO]×加藤優也(ZOOMER)
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