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【RIZIN】ジョニー・ケース、征矢貴が欠場で雑賀“ヤン坊”達也と浜本“キャット”雄大が出場、カルリ・ギブレインvs.上田幹雄は中止。芦田崇宏vs.摩嶋一整と岸本篤史vs.ビクター・コレスニックが追加に

2023/04/13 22:04
【RIZIN】ジョニー・ケース、征矢貴が欠場で雑賀“ヤン坊”達也と浜本“キャット”雄大が出場、カルリ・ギブレインvs.上田幹雄は中止。芦田崇宏vs.摩嶋一整と岸本篤史vs.ビクター・コレスニックが追加に

2カードの変更、1カードの中止、2カードの追加が発表された

 2023年4月13日(木)都内にてRIZINの記者会見が行われ、4月29日(土)東京・国立代々木競技場第一体育館『RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI』および5月6日(土)東京・有明アリーナ『RIZIN.42』の変更&追加対戦カードが発表された。


 まず4・29『RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI』で発表されていたライト級(71.0kg)5分3Rのジョニー・ケース(米国)vs.アリ・アブドゥルカリコフ(ロシア)は、ケースが「練習中の怪我で、右膝半月板損傷、前十字靭帯断裂、それ以外でも膝を酷く痛めて、全治6カ月でドクターストップ」(榊原信行CEO)のため、雑賀“ヤン坊”達也(DOBUITA FIGHT SPORTS GYM)がアブドゥルカリコフと対戦することになった。

 雑賀はパンクラスを主戦場に活躍し、2020年9月にライト級暫定王座に就いたが、2021年12月の久米鷹介との王座統一戦で敗れ正規王座戴冠ならず。RIZINには2022年4月の『RIZIN TRIGGER』に参戦も江藤公洋にTKOで敗れている。しかし、その後はパンクラスで2連勝。長身から繰り出される打撃を武器に、9勝は全てが1R KO決着という驚異のレコードを持つ。

●欠場するジョニー・ケースのコメント
「膝の怪我による欠場を余儀なくされた事に対して自分自身、心から落胆しておりファンのみんな、RIZINスタッフそして対戦相手のアリ・アブドゥルカリコフ選手に対して申し訳なく思っています。練習中に右膝を怪我して、手術が必要になりました。大きな怪我ですが、全力で直して6ヶ月後には復帰したいと思います。ファンのみんなの温かい言葉と応援は本当に励みになります。必ず怪我を治して復活しますのでその時を楽しみにしていてください」

●雑賀“ヤン坊”達也のコメント

「この度、ジョニー・ケース選手の代役として参戦させていただくこととなりましたパンクラスライト級1位・雑賀“ヤン坊”達也です。素晴らしいチャンスをくださったRIZINの関係者の皆様、パンクラスの関係者の皆様、どうもありがとうございます。対戦相手のアリ選手、ものすごい強いだと思います。回転の早い打撃、ロシア仕込みのレスリング。恐ろしくてオファーいただいた時は目が点になり、何日かまとも眠れぬ夜を過ごしましたが…。自分の拳を信じて、魂燃やして、いつも通り相手の意識を断ち切りに行かせていただきます。皆さま応援よろしくお願いします! 俺がヤン坊だ!」

 同大会で発表されていたヘビー級(120.0kg)5分3Rのカルリ・ギブレイン(ブラジル/BRAZILIAN THAI)vs.上田幹雄(BRAVE)は、ギブレインがブラジルからの出国手続きに不備があったため出国できず欠場。代替選手も検討されたが「適切な相手が見つけられなかった」(榊原CEO)ため、上田の試合は6月24日に札幌で開催される『RIZIN.43』に対戦相手を変えて延期される。


 5・6『RIZIN.42』で発表されていたフライ級(57.0kg)5分3Rの征矢貴(パラエストラ松戸)vs.ラマザン・テミロフ(ウズベキスタン)が、征矢が練習中に右膝を負傷、右内側側副靭帯部分断裂のため全治10週間と診断されて欠場。代わって浜本“キャット”雄大(クロスポイント大泉)がテミロフとキャッチウェイト57.5kg契約で対戦することとなった。


【写真】2017年のRIZIN大晦日で那須川天心とキックルールで対戦している浜本

 浜本は元WPMF日本スーパーバンタム級王者のキックボクサーで、ラウェイでもILFJ認定王座を獲得。2017年の大晦日RIZINで行われたKICKトーナメントに出場したが、那須川天心に2RでKO負け。その後、MMAに転向して2022年11月にはFighting NEXUSフライ級王座を手にした。

●欠場する征矢貴のコメント

「練習中に負ってしまった膝の怪我により5/6に行われるRIZIN.42を欠場する事となりました。対戦相手のラマザン・テミロフ選手、RIZIN関係者の皆様、そしてこの試合を楽しみにして下さっていたファンの皆様、多大なるご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。自分自身の身体と更に向き合い、怪我を未然に防げる様に人一倍意識して今後の活動を送っていきたいと思います。そして1日でも早く復帰出来るよう努力してまいります」

●浜本“キャット”雄大のコメント

「5年以上前にRIZINに出てから、常に『今に見てろよ』って気持ちで日々過ごしてきました。誰も出来ると思っていなかったラウェイチャンピオンになって、誰も出来ると思っていなかった那須川天心選手と戦い、誰も出来ると思っていなかったMMAチャンピオンになりました。フライ級の頂点に向けて、魂燃やしてこのチャンスものにします」

 また、5・6『RIZIN.42』の追加対戦カード2試合も発表されている。


▼RIZIN MMAルール 5分3R 66.0kg

芦田崇宏(BRAVE)
摩嶋一整(毛利道場)

●芦田崇宏のコメント

「RIZINファン、格闘技ファンの皆さんこんにちは。BRAVE GYMの芦田崇宏です。摩嶋選手とのゴリゴリな試合が組まれました。“無印良品”だと言われ続けてますが、無印なりに一つ一つのサバイバルマッチをしっかり勝ち抜いて中間層だなんて言わせないよう実力を証明していきます。その為にもこの試合は必ず僕が勝利し、次に繋げていきますので是非コツコツと進むストーリーを皆さん応援よろしくお願いします。摩嶋選手、ドロドロな試合、楽しみにしてます」

●摩嶋一整のコメント

「またRIZINのリングで試合ができることを光栄に思います。今回は芦田選手との試合になりますが、他団体でベルトを持っていた実力者なので楽しみです。地元の仲間や家族、そしていつも応援してくれているファンの皆さんの為にも必ず勝って恩返しをしたいと思います」


▼RIZIN MMAルール 5分3R 71.0kg

岸本篤史(BRAVE)
ビクター・コレスニック(ロシア/Tiger MuayThai/Kuznya)

●岸本篤史のコメント

「BRAVE GYMの岸本です。またRIZINに呼んでいただき嬉しく思います。相手はロシア人の強敵ですが、僕らしい試合をしてKOで勝てるように頑張ります」

ビクター・コレスニックのコメント

「日本のRIZINで戦える機会をもらえて非常に感謝している。幼少期からPRIDEを見ている俺にとって日本は武道を理解し、尊重してくれるファンがたくさんいる地として認識している。俺はそんな日本のファンが喜ぶようなファイトスタイルで、俺の試合を楽しみにしてくれるファンが増えるような試合を見せたいと思っている。まずは試合を見てもらいたい」

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