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【RIZIN】徳留一樹が3年3カ月ぶり復帰戦で宇佐美正パトリックと対戦、カーライルvs.ギョンピョ、上田幹雄vs.コバルチェクも追加=6月9日(日)『RIZIN.47』代々木

2024/05/01 19:05
 2024年6月9日(日)東京・国立代々木競技場 第一体育館で開催される『RIZIN.47』の追加カードが下記の通り、発表された。 ▼RIZINライト級(71.0kg)5分3R徳留一樹(パラエストラ八王子)宇佐美正パトリック(Battle-Box)  徳留は、UFCで1勝3敗後、PANCRASEで北岡悟にTKO勝ちでライト級王者に。ONEで2勝2敗後、2021年3月の『RIZIN.27』でRIZINデビュー。ホベルト・サトシ・ソウザに1R 三角絞めで一本負け。今回が3年3カ月ぶりの復帰戦となる。鈴木千裕がMMAの練習を行うパラエストラ八王子の重鎮で練習に復帰し、ともにトレーニングしていた。  宇佐美は、極真空手&ボクシング高校6冠のバックボーンから、2021年9月の修斗でプロデビュー。ヨシ・イノウエ、野村駿太、菅原和政を相手に3連勝も、2022年年4月の『POUNDSTORM』で大尊伸光に判定負け。  再起戦そしてRIZIN初参戦となった22年10月大会で佐々木信治をTKOで下し、22年大晦日にベイノアにKO勝ちで2連勝。2023年4月にキム・ギョンピョに1R リアネイキッドチョークで一本負けで連勝ストップ。23年9月の『RIZIN.44』では、元K-1王者の安保瑠輝也とキックボクシングルールで対戦するも、二度のダウンを奪われ判定負けを喫した。 ◆徳留一樹「大好きな格闘技は続けてきた」 「3年ぶりの試合になりますが、大好きな格闘技は続けてきました。KOか一本勝ちを狙います。いい試合になると思うのでご期待ください!」 ◆宇佐美正「“新生パトリック”でライト級最前線まで最速で到達」 「みなさん、ご無沙汰しております、パトリックです。9月に安保選手に負けてから約10カ月間死ぬ気でトレーニングをしてきました。すべての部分でMMAが上達したと思っています。相手にリスペクトをもって全身全霊で倒しにいきます。生まれ変わった新生パトリックにどうぞご期待下さい! 一気にライト級最前線まで最速で到達しますので、是非ライジンファンの皆様、パトリックの応援を宜しくお願い致します」 [nextpage] ライト級の実力者対決! カーライルvsギョンピョ ▼RIZINライト級(71.0kg)5分3Rスパイク・カーライル(米国/Kings MMA Anaheim / Treigning Lab)キム・ギョンピョ(韓国/Redhorse MMA)  カーライルは、レスリングをバックボーンに、2017年9月にプロデビューし、MMA14勝6敗。  カリフォルニアのローカルイベントCCWでプロデビューし、そのCCWのほかCXF、LFAなどでキャリアを重ねる。20年2月より参戦のUFCでは、デビュー戦でアーロン・クルーズを相手に1R KO勝利も、その後は2連敗を喫した。21年はLFA、Ballys Fight Night、Cage Warriors、Bellatorの4試合をこなし全てKO・一本勝利を挙げた。つづく22年4月、初参戦のRIZINで武田光司にフロントチョークを極め一本勝ちし全フィニッシュの5連勝と勢いに乗る。しかし10月のBellatorではAJ・マッキーのライト級転向デビュー戦で判定負けを喫した。その後23年5月、ライト級王者ホベルト・サトシ・ソウザとのノンタイトル戦、9月の堀江圭功戦も判定で落とし、悔しい3連敗中。崖っぷちから這い上がるべく、RIZIN2連勝中のキム・ギョンピョを今大会で圧倒的に倒し、再起を狙う。なお日本のカルチャーを愛好しており、ゲームや漫画のキャラクターに扮しての入場が毎回好評を博している。  ギョンピョは、19歳の頃から韓国の名門MMA STORYで格闘技を始める。15年2月にROAD FCでプロデビュー。MMA14勝6敗。  THE OUTSIDER、ロシアのMFPなどにも参戦し5連勝を飾る。17年10月、ROAD FCで現在UFCライト級トップランカーのアルマン・ツアルキャンに惜敗した。19年7月のHEATライト級王座戦での勝利を含め4連勝と勝ち星を重ねると、1敗を挟みROAD to UFCの切符を手にする。トーナメント準決勝ではインド出身で無敗のアンシュル・ジュブリを相手にスプリットで敗れはしたものの韓国の選手ならではのフィジカルや気持ちの強さをアピールした。約4年振りの日本での試合にしてRIZIN初参戦の23年4月、持ち前の打撃で2連勝中の宇佐美正パトリックからリアネイキッドチョークでタップを奪うと、11月はアウェーのアゼルバイジャンでトゥラル・ラギモフを1R僅か21秒でパウンドアウトして見せた。今年2月に予定されていた矢地祐介戦は、怪我により欠場を余儀なくされた。今回UFCやBellatorなど世界の舞台を経験してきたカーライルを相手にフィニッシュ勝利を挙げて確固たる実力を証明するとともに、RIZINライト級上位陣を射程距離に収めたい。 ◆カーライル「今回は試合を終わらせにいく」 「コニチハ! ニポン! ワタシノナハ、スパイクデス! オレハ、ツヨーイ! やあ、みんな久しぶり。日本に戻ることが出来てご機嫌だぜ。6月9日、RIZIN.47でキム・ギョンピョと試合をします。この試合は必ずフィニッシュを狙いにいく。ここ2戦とも判定で負けているけど、今回は試合を終わらせにいく。みんなに会うのが待ち遠しい。アイラブジャパン。日本のファン全員に会いたいのでぜひ会場に来てください!」 ◆キム・ギョンピョ「怪我から戻ってこれて嬉しい」 「皆さんこんにちは、レッドホース(赤兎馬)こと、キム・ギョンピョです。6月の大会で復帰します。怪我でしばらく試合ができませんでしたが、RIZINに戻ってこれた事を嬉しく思います。今度も強敵と戦えてワクワクしています。いつものように対戦相手を倒す為の練習をしているので、試合では全力で戦って勝利する姿を見せたいと思います!」 [nextpage] 上田幹雄がMMAで初の国際戦、KSWの刺客と対戦 ▼RIZINヘビー級(120.0kg)5分3R上田幹雄(BRAVE)シェミスラブ・コバルチェク(ポーランド/Koloseum Kuznia Formy Pulawy)  上田は、MMA3勝1敗。1995年5月1日生まれで身長187cm。5歳から極真空手を学び、2021年にMMAに転向するまで約20年間、厳しい修練を積んできた。空手に専心する一方、13歳から2年間は部活動で柔道と相撲を経験。2019年11月の『』第12回オープントーナメント全世界空手道選手権大会』では16年ぶりに日本人王者に輝いた。  2022年4月、初参戦のRIZINで髙阪剛にTKO負けを喫しMMAデビュー戦は黒星スタートも、同年12月、GRACHANで韓国のソン・ムジェを相手に1R TKOで初勝利。23年6月、RIZIN2戦目で関根“シュレック”秀樹を1R早々にキックでTKOしRIZIN初白星を飾った。3戦目の大晦日大会ではヘビー級国内最強と名高いスダリオ剛を極真仕込みの近い間合いの打撃でダウンを奪い、2R TKO勝ち。今回は自身より6cm身長が高くリーチも長いコバルチェクに長・短距離でのフルコンタクト仕込みの突き・蹴りで極真の強さを証明するとともに、柔術国内王者経験もある相手に、BRAVE仕込みのグラウンドでの成長も見せつけたい。  コバルチェクは、MMA3勝0敗。1998年6月28日生まれで身長193cm、体重:120kg。ポーランドのビッグイベントKSWから送り込まれる期待の新鋭で、KSWのマッチメイカーが満を持してKSWでのデビューを考えていたが、RIZINとの交流の中で、今回RIZINデビューさせることが決定した。  幼少期から体格に恵まれており教師の勧めで12歳から6年間は陸上の砲丸投げとハンドボールを経験、いずれもポーランド国内大会に学校の代表として出場した。その後18歳から格闘技を始め、ブラジリアン柔術、レスリング、ボクシング、キックボクシング、テコンドー、ムエタイを習う。アマチュアMMAで22試合を経験し、20勝(一本×3、KO×2)2敗という輝かしい戦績を収め、ポーランド王者にも4度輝いている。さらにブラジリアン柔術でもADCCポーランド杯BJJ中級+100kg級(NOGI)で優勝するなど、好成績を挙げてきた。23年、国内のプロモーション「バビロンMMA 36」でプロMMAデビューして以降、これまで3戦すべてにおいて、長いリーチを活かした鋭いパンチとテイクダウンを織り混ぜ、最終的には強烈なパウンドを叩き込み1R TKO勝利を収めている。今回、初参戦のRIZINで上田幹雄を相手にそのグラウンドテクニックはもちろん得意の左ストレートや右オーバーハンドを浴びせプロ無敗記録を更新するとともに、“極真で一番強い男” の首を狩り、一気にその名を日本に轟かせたい。ニックネームは自身の名前の一部でありポーランド語で「職人」を意味する「Kowal(コヴァル)」。 ◆上田幹雄「初のMMA国際戦で勝利し、『対世界』へ」 「皆さんこんにちは、上田幹雄です!6月9日、RIZIN.47、代々木第一体育館で試合が決まりました!相手はポーランドのちょっと名前は分からないんですけど、ポーランドの強豪選手と聞いているので、初のMMAでの外国人選手となるので、しっかりここでインパクトを残した勝ち方をして、『対世界』に向けてこのまま頂点に駆け上がりたいと思いますので、応援よろしくお願いします!」 ◆コバルチェク「初の海外試合で名前を覚えてもらえるように」 「日本は格闘技の生まれた地です。私はRIZIN.47で戦える機会が与えれてとても興奮しています。外国で行う初めての試合になりますが、日本の皆さんに名前を覚えてもらえるように頑張ります。相手は非常に優秀な選手で強敵ですが、私も自分の能力に自信を持っています。キャリア4勝目を勝ち取りに日本に乗り込む気持ちです」 [nextpage] 堀口vsペティス、クレベルvsアーチュレッタ、ダウトベックも参戦 【既報カード】 ▼RIZINバンタム級(61.0kg)5分3R堀口恭司(アメリカントップチーム)※現RIZINフライ級王者、元RIZIN&Bellatorバンタム級王者セルジオ・ペティス(ルーファスポーツ)※元Bellatorバンタム級王者 ▼RIZINフェザー級(66.0kg)5分3Rクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)※元RIZINフェザー級王者フアン・アーチュレッタ(米国)※元RIZIN&Bellator世界バンタム級王者 ▼RIZINフェザー級(66.0kg)5分3Rカルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)関 鉄矢(SONIC SQUAD)
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